バチカン大阪万博切手
レア度
買取価格額面通り
額面
発行年度1970年

大阪市に隣接する大阪府吹田市で1970年3月から9月までの半年間に開催されたのが、アジア初の国際博覧会である大阪万博です。

大阪万博のテーマは、戦争の復興から世界第二位の経済大国となった日本に相応しい「人類の進歩と調和」。

大阪万博では従来までの万博未参加国に対して参加奨励したため、日本を含む77ヶ国・OECD(経済協力開発機構)などの国際機関・本国とは別にハワイやワシントンなど州単位で参加した地域などもありました。

ヨーロッパからはドイツなど21ヶ国が参加、そのうち49番目に申し出を行ったのがバチカン市国(通称バチカン)です。

バチカンは、イタリアの首都であるローマに囲まれた内陸国で主権国家の中では世界最小、カトリック教会と東方典礼カトリック教会の総本山として知られています。
※カトリック教会は堅固な一枚岩ではなく、分派が乱立しています。

バチカンは、地名の「ウァティカヌスの丘(Mons Vaticanus))に由来、キリスト教の聖地とされている理由はキリスト教の聖人であるペトロ(イエス・キリストの最初の弟子)が、逆さ十字架にかけられて殉教(紀元後64年)したからです。

バチカンの歳入は世界中の信徒(約12.3億人)から寄せられる募金や切手の販売など、大阪万博当時の通貨はバチカン・リラでしたが、2002年からは他のヨーロッパ国と同じユーロに切り替えられています。

日本とカトリック教の関わりは長く、室町時代の末期にはフランシスコ・ザビエルが宣教活動のために来日しています。

万博では各国から賓客を式典にお迎えするナショナルデーがあり、1970年7月31日はバチカンナショナルデーでした。

大阪万博の総入場者数は半年で約6400万人、平和の大ミサやガールスカウト世界の祭典などが行われたバチカンナショナルデーには、最高気温が28度を越えていましたが32万人以上が訪れました。

国家的行事を記念して各国で発行されるのが記念切手、大阪万博を記念してバチカン市国が発行したのが富士山をデザインしたバチカン大阪万博切手です。

バチカン大阪万博切手は現在もバチカンで御土産として販売、そのため買い取り価格は1枚100円ほど、小型シートでも1枚300円ほどです。

『バチカン大阪万博切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

外国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

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