レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 20円 |
発行年度 | 1975年 |
ハハジマメグロ切手は自然保護シリーズ切手として発行されました。1975年(昭和50年)8月8日発行、額面20円、1シート(縦4枚×横5枚)20枚、横向きの絵柄です。
切手の図柄はハハジマメグロが南国をイメージする枝にとまっている所になります。
自然保護切手には切手のふちにラインが引かれていますが、このハハジマメグロ切手のふちには緑のラインが引かれています。このラインが背景と描かれている樹木と合っていて、とても美しい切手の1枚だと思います。
相場は1枚30円程度。お安くお得なので集めるのにそれ程大変ではない切手となります。1枚は持っていてもいい切手ではないでしょうか。
自然保護シリーズ切手は1974年(昭和49年)~1978年(昭和53年)に発行された切手で、人気を博した切手です。
このシリーズ切手は全20種類で20円切手は8種類、50円切手が12種類あります。
ハハジマメグロは日本固有種で、小笠原諸島の父島、妹、向島のみに生息する種となります。
また、ムコジマメグロが存在しますがこちらは残念ながら絶滅しました。メグロはその名をつけられたように目の周りが黒くなっています。
メグロは1969年(昭和44年)に国の天然記念物、1977年(昭和52年)特別天然記念物、1993年(平成5年)ハハジマメグロは、国内の希少野生動植物種に指定されることになりました。
ムコジマメグロは1930年代(昭和5年頃)には、見かけることがなくなり絶滅をしたのではないかと思われています。
ハハジマメグロに関しても個体数の減少が止まらず、絶滅が危惧されている種となります。
環境の悪化がその原因ですが、人の住む近くでも見ることができるそうです。小笠原諸島の観光に行った際はハハジマメグロを見る事が出来るかもしれません。
切手の買取価格は20面シートで400円前後になります。
切手は額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。
『ハハジマメグロ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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