レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 1998年 |
チャグチャグ馬コと岩手山切手は1999年4月24日に岩手県で発行されたふるさと切手です。
額面は80円で、絵柄には岩手県の伝統的な祭りであるチャグチャグ馬コとその背景に岩手山が描かれています。このイラストはグラフィックデザイナーの柴田外男さんが担当しました。
チャグチャグ馬コのお祭りの歴史は長く、江戸時代にまでさかのぼります。
当時から農業が盛んであったこの地域では馬が農業でも使われていました。
こうした生活に必要不可欠であった馬に感謝する意味合いで始められたのがこの祭りで、滝沢市にある神社から盛岡八幡宮までのおよそ13キロを4時間かけて歩いていきます。
現在でも100以上の馬とその馬主が参加し、毎年観光客も多く訪れる祭りとなっています。
祭りの名前になっている「チャグチャグ」は馬が馬具をつけて歩くときの音に、「馬コ」は古来から馬を家族同然として扱い、馬っこと呼んでいたことにそれぞれ由来しています。
背景に描かれている山は岩手山で、奥羽山脈の中でも最高峰となる山です。県の象徴とも呼ばれる山であり、古代より和歌の中で詠まれることの多い山でした。
特に自分の思いを伝えることが出来ないという意味を持つ「いわで」と岩手山の「いわて」をかけることによって掛詞(かけことば)の意味合いを持つこともあります。
また、チャグチャグ馬こと岩手山切手が発行された年にはこの山で火山活動が見られたため警戒が強められました。ハザードマップの作成や防災ガイドラインの取りまとめがこの時に行われています。
チャグチャグ馬コと岩手山切手の相場は20枚1シート揃っているもので1600円前後になります。
額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。
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1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
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