レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 20円 |
発行年度 | 1975年 |
タンチョウ切手は自然保護シリーズ切手として発行されました。
切手の仕様は1975年2月13日発行、額面20円、1シート(縦50枚×横4枚)20枚です。
この切手の図柄は2羽のタンチョウで、立ち姿のタンチョウと餌を啄むタンチョウが描かれています。
背景には湿原が描かれ、切手のふちには茶色のラインが引かれています。このタンチョウ切手の相場は、1枚30円程度となります。
自然保護シリーズ切手は全20種類が1974年~1978年の間に発行され、手ごろな値段で購入することのできる切手であります。
タンチョウは江戸時代までは、幕府による手厚い保護があり関東でも生息していました。
しかし、明治時代の乱獲によって大正時代には絶滅とみられていましたが、1924年に生存が確認されました。
1935年には天然記念物、その17年後には天然記念物の中でもさらに貴重とされる特別天然記念物となり、1993年には国内希少野生動植物種に指定されています。
このように保護に力を入れた結果、1952年には数10羽しか確認されませんでしたが、2005年には1,000羽以上が確認されました。
タンチョウは生息数の増加に大成功した事例でもあります。ただし、現在餌付けに近い状態になってしまい、それが問題でもあります。
タンチョウの生息が減少した一因には湿原の環境破壊の影響も強く受け、それが生息域を狭めてしまったこともあります。
タンチョウは北海道というイメージがありましたが、実は過去には日本各地の湿原で見ることが出来たのです。
現在では、残念ながら北海道のみが生息域となっています。湿原が日本各地で保全、整備されることがあれば、また日本各地で見られるようになるのかもしれません。
切手の買取価格は20面シートで400円前後になります。
『タンチョウ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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