コイル航空切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面30円
発行年度1961年

航空便切手と言うものは、航空郵便を使用した郵便を送るときに使用された切手になります。

日本で航空便の郵便が始まったときは、専用の切手がよく作られました。コイル航空切手もそのうちの1枚となります。

1961年に発売された切手でありますが、元々のこの切手の図柄はすでに使われていた切手でした。それを自動販売機で発売するために、コイル状にして発売されたのです。

コイル状とは何かと言いますと、シート状に発行されているわけでは無く、1枚の切手がロール状にグルグルと巻き取られた形をしています。

この形にすることで自動販売機にセットできるようになるのです。

この販売方法形は1906年にアメリカで始まりました。それが各国にも伝わり日本でも自動販売機での販売をする時、この形で作られました。

日本で始めてこのコイル切手が使われたのは、1933年となっています。一応は戦前から使われていた形となっています。

コイル航空は航空郵便のために発行された切手ではありますが、それと同時に自動販売機専用切手でもありました。

そしてこのコイル航空切手と呼ばれる切手が販売された場所は驚くことに日本で2か所しかありませんでした。

自動販売機としては京都中央局のみに置かれ販売され、もう1か所東京中央局の窓口でも販売されました。自動販売機としては1ヵ所のみの販売です。

額面は30円ですが、現在高額プレミア品となっていて1,000円~2,000円程度となります。極美品なら倍くらいの値段になりますし、状態が少しくらい悪くても問題ないぐらい価値がある切手です。

コイル切手ですので、この切手が何枚繋がっているかによっても価格は変わってきます。

このコイル航空切手に使われた図柄は既に発売されていた五重塔航空切手が使われました。

『コイル航空切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

航空切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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