キューバ革命4周年切手
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~高い
額面10分
発行年度1968年

2017年は、キューバ革命の英雄とされるチェ・ゲバラが、この世を去ってから50年となる節目の年です。

同じアジアでも価値観が異なるように、ラテンアメリカとアングロアメリカでは異なる価値観、アメリカ合衆国の影響を受けた政権を打倒するために起きたのがキューバ革命です。

19世紀のキューバはスペインの植民地でしたが、鉄道が導入されるなどラテンアメリカで最も繁栄していました。

1898年にはアメリカ合衆国とスペインの間で起きた米西戦争が発端となり、キューバは独立、独立後のキューバには禁酒法のおかげでアメリカの富裕層が多くキューバに訪れていました。

良好と思われていた関係に溝を生じさせたのが、キューバ憲法でアメリカの干渉権を認めた1902年のプラット条項です。

プラット条項はアメリカの国益にはなりましたが、キューバにとっては不利益、政変がある度に干渉するアメリカに業を煮やすことになります。

後にキューバの国家元首となる革命家のフィデル・カストロ(後のカストロ議長)やキューバのゲリラ指導者であるチェ・ゲバラ、彼らが中心となった武装解放闘争がキューバ革命(1953年~1959年)です。

キューバ革命後はアメリカとの関係修復も模索されましたが、1961年にアメリカが革命政権打倒を試みたピッグス湾事件を起こしたため、同年にキューバは中国と同じ社会主義宣言を発表しました。

中国では、キューバ革命から4周年を迎える1963年に、カストロの肖像画などキューバ革命4周年の切手を6種発行しました。

この切手は、キューバが当時発行していた切符より稀少性が高く、消印があっても収集する方は多いです。買取価格は6種全て揃うと15,000円前後になります。

『キューバ革命4周年切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。