キタキツネ切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1999年

この切手は1999年6月25日に北海道を中心に販売されたふるさと切手です。

人気のある切手で、平成5年のお年玉シートにもこの切手が採用された実績があります。額面は80円で、絵柄には北海道で見られるキタキツネとエゾコザクラが描かれています。

ファンシーなこのイラストは、イラストレーターの野瀬敏明さんが担当しています。

キタキツネの「キタ」は北海道の「北」ではなく北半球の「北」で、この動物は北半球全域に生息しています。

日本では樺太及び北海道の一部でのみ生息が確認されています。本州で見られるキツネは「ホンドギツネ」と呼ばれ、身体の大きさや足の裏などの色が少し違います。

キタキツネはホンドギツネよりも全体的にサイズが大きく、足の裏の色が黒っぽくなっているのが特徴です。この動物は本来人間がえさをやるという文化がありませんでしたが、観光客がえさをあげるようになってしまってから人に懐くようになってきてしまいました。

その結果、人間が与えるえさを求めてキタキツネが市街地まで出てくることが起こるようになり、交通事故の原因にもなっていることが問題視されています。

そのため、北海道ではこの動物のありのままの姿を守ろうとする運動が広がっています。

一方この動物とともに描かれているエゾコザクラも国内では北海道でのみ植生する植物です。高山植物のため、山間部に多く見られる植物で特に水はけのよい場所に群生することも見られます。

その可憐な姿から人気のある花で、園芸用に採取されることも多い植物です。このことと開発などいろいろなことが重なってしまい、現在では準絶滅危惧種として指定されています。

この切手の相場は20枚の1シートで1600円の価値がついており、額面と同価値だと言えます。

『キタキツネ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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