レア度 | ☆ |
---|---|
買取価格 | 額面通り |
額面 | – |
発行年度 | – |
第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦(正式名称、ネプチューン作戦)の上陸地となったノルマンディーがあるのが、フランス北西部のコタンタン半島です。
コタンタン半島の沖合に浮かぶのが、人口約6.6万人のガーンジー島などからなるチャンネル諸島です。
ガーンジー島は、イギリス連邦王国(カナダやオーストラリアなど)でもイギリス連邦加盟国(スリランカやウガンダなど)でもなく、イギリスの王室属領、つまりイギリス国王が国外に有している直轄地です。
ガーンジーの正式な英語表記はBailiwick of Guernsey、Bailiwickとは執行官の管轄区域、そのため日本語表記ではガーンジー管区と訳される場合があります。
カナダなどイギリス連邦王国には名代として総督が任命されていますが、カナダは立憲君主国のため総督の役割は限定的です。
ガーンジーも王室属領のため国家元首はイギリスの君主ですが、イギリスには「国王は君臨すれども統治せず」の原則があるため、副総督が置かれているガーンジーでも執行権限は副総督から首相に委任されており、外交と防衛以外は高度の自治権を有しています。
ガーンジー島は、首都ロンドンがあるグレートブリテン島とフランス本土を隔てているイギリス海峡にありますが、位置的には圧倒的にフランス本土に近いです。
日本で縄文時代早期にあたる紀元前6500年頃まではガーンジー島とフランス本土は陸続き、そのため公用語は英語とフランス語です。
ガーンジーの主要産業は観光業・園芸品・家畜ですが、オフショア金融センターとしての役割も担っています。
世界金融センター指数として高いのは本国イギリス・アメリカ・日本など、ガーンジーと世界で2番目に小さいモナコ公国は同様な産業構造ですが、イギリスのシンクタンクによればモナコ公国より王室属領のガーンジーのほうが世界金融センター指数は高いです。
周囲を海に囲まれたガーンジー島は美しい港町、島にはお洒落なカフェやホテルがあり、夏には本土からプチ・リゾート気分を味わいにクルーザーで訪れる方もいます。
クルーザーで訪れる方が最初に目にするのが島の灯台、美しい風景は文人や画家らにも強い影響を与え、灯台は切手のデザインとしても採用されています。
通貨は島内だけで使えるガーンジー・ポンドと等価のイギリス・ポンド、郵便切手はガーンジーが独自に発行しています。
日本人観光客も多いため日本にも多くの切手が流入、そのため「ガーンジー島の灯台切手」は1枚100程で買い取りされています。
『ガーンジー島の灯台切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
外国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。