【カブトガニ切手】の買取価格、相場と詳細について

カブトガニ切手は自然保護シリーズ切手として発行されました。

1977年（昭和52年）2月18日発行、発行枚数3,000万枚、額面50円、1シート縦4枚×横5枚の20枚です。

通常の切手（縦長）の向きではなく横向きに印刷されています。自然保護シリーズ切手は1974年～1978年まで発行され、全20種類あります。

図柄はカブトガニ2匹が描かれている切手になります。

切手のふちには青いラインが引かれています。背景は、美しい海をイメージしたものと思われる白に薄い青が所々にあるといった感じです。海の浅瀬に歩いた跡を残したカブトガニの姿が描かれています。

日本では、カブトガニが絶滅の危機に瀕しています。この機会に、カブトガニについて思いを馳せてはいかがでしょうか。

カブトガニは、古生代（約5億4200万年～2億5100万年前）から、ほとんどその姿を変えず生き続けており、現在では絶滅危惧Ⅰ類（環境省レッドデータブック）と指定されるほど生息が少なくなってしまいました。

日本では瀬戸内海と九州北部沿岸に広く生息が確認されていましたが、環境破壊により生息域が減少してしまいました。

現在は佐賀・岡山県では国が、愛媛県では県が天然記念物に指定し保護活動を行っています。

世界には4種のカブトガニが生息しています。

・カブトガニ（日本、台湾、中国、フィリピン、ボルネオ、インドネシア生息）
・アメリカカブトガニ（アメリカメイン州、メキシコユカタン半島生息）

・ミナミカブトガニ（タイ、インドベンガル湾、マレーシア、ミャンマー、インドネシア生息）
・マルオカブトガニ（タイ、インドベンガル湾、マレーシア、ミャンマー、インドネシア生息

この中で、日本のカブトガニが最大サイズ（オス70cmメス85cm）です。

他の地域のカブトガニは50cm程度、もしくは小さい物では30cm程度となります。

切手の買取価格は20面シートで1,000円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『カブトガニ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。