しまなみ海道開通切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1999年

「しまなみ海道開通」のふるさと切手は1999年4月26日に愛媛県や広島県を中心とした中国・四国地方で発行された切手です。

この年の5月1日にしまなみ海道が開通し、それに先駆けて記念する形で作られました。日本の切手としては珍しく、8枚で1シートのセットになっており、8枚とも異なる絵柄が採用されています。

この切手の原画はイラストレーターの菊池彰さんが担当しています。

しまなみ海道は、本州と四国を結ぶ海の道として地元住民と観光客に親しまれています。この年の5月には新しく新尾道大橋、多々羅大橋、来島海峡大橋の3種類が新しく開通しました。

新尾道大橋の約50メートル隣には尾道大橋がかかっており、この2つの橋は親子橋、兄弟橋といった別名がついています。

多々羅大橋は開通した当初は世界最長の橋であり、鳥が羽を広げたような美しい見た目をしていました。

この橋の上では、拍手をするとその音が反射し、何重にもその拍手が返ってくるという珍しい現象が起こります。

これは日光東照宮で見られる「鳴き龍」と呼ばれる現象と同じもので、建設当時には意図されずに作られたもののようです。

この橋では約5秒間反射が続くので行く機会があればぜひこの音響学を体感してみると良いでしょう。

来島海峡大橋は、世界で初めての三連吊り橋で第1から第3まであります。この地はかつては潮の流れが速く、小島の影響でその潮の流れも読みにくいことから国内では海の難所と呼ばれていました。

この橋は夕日の時間帯の眺めが非常に美しく、3つの吊り橋の主塔が一直線に並ぶ場所で太陽がすっぽりと収まる様子を見ることが出来ます。

この切手の相場は8枚セットで640円前後になっています。最近の切手だということもあり額面通りの買取りが基本になります。

『しまなみ海道開通切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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