お祭りシリーズ切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1964年

「お祭りシリーズ」は、昭和39年~40年にかけて「高山祭」「相馬野馬追」「祇園祭」「秩父祭」の4点が発行されました。

日本の伝統的なお祭りが紹介され、それぞれ切手のための原画が描かれています。

「高山祭」の図柄は、乗鞍岳を背景にきらびやかな装飾の屋台と屋根の上で見守る鳳凰、赤い御簾や欄干の金箔細工まで描写されています。

お祭りは江戸時代に始まったもので、春の山王祭と秋の八幡祭があります。木工や彫刻、漆など飛騨高山の匠を結集した豪華な屋台の上で、からくり人形の演技も見事です。

「祇園祭」の図柄は、八坂神社を背景に真っ赤な山鉾と、鉾に乗ったお稚児さんやお囃子、扇子を持った音頭取りまで描かれていて、今にもお祭りのかけ声が聞こえてきそうです。

千年以上前から毎年行われているお祭りで、各町ごとに山鉾を造って京都の街を巡行します。前夜祭の宵山には、全国から観光客も訪れて古都の風情を楽しみます。

「秩父祭」は秩父夜祭りが取り上げられていて、豪華な屋台をバックに花火が打ち上げられ夜空を焦がしている光景です。秩父祭は約350年前から始まり、秩父で養蚕が盛んだったことから「お蚕まつり」とも呼ばれます。

笠鉾や屋台の曳山と、お囃子、屋台の上では秩父歌舞伎が見られます。

切手の高山祭・祇園祭・秩父祭は、日本三大曳山まつりとして有名です。

「相馬野馬追」の図柄は、勇壮な武者が色とりどりの旗印を背中に、馬が土煙をあげているところです。

お祭りは福島県相馬市に古くから伝わる神事で、500騎もの武者による神旗争奪戦は見応えがあります。毎年、7月23・24・25日に開催され、行列や甲冑競馬なども繰り広げられます。

切手はそれぞれ額面10円、4点揃うと現在160円~で販売されています。買取価格は額面通りになりますが、未使用シートなら300円程度になります。

『お祭りシリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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