レターパックイメージ

レターパックは専用の封筒で送る配送サービスになります。

宛名は封筒に直接書きますが、

「綺麗に送りたいのに、宛名を間違って書いてしまった…」

このような書き損じた場合は新品と交換できるのでしょうか?

また自宅にある余った切手で購入することができるかも調べてみました。

切手と交換できる

自宅にたくさん切手が余っている場合、その切手でレターパックと交換できます。

これを一般的に「切手で購入」と言われていますが、正確には「切手との交換」になります。

交換手数料は切手1枚につき5円となります。

レターパックプラスの場合は510円なので、100円切手×5枚と10円切手1枚でちょうど510円分になります。

この場合は交換する切手が6枚なので、交換手数料は5円×6枚=30円となります。30円は現金払いもできますし、切手30円分で支払うことも可能です。

このように切手の枚数に応じて交換手数料を支払う必要があります。

書き損じの交換は41円

もしレターパック封筒の宛名を書いていて間違えた場合、郵便局で41円の交換手数料を払えば新品と交換してくれます。

レターパックは直接封筒に書くので、間違えてしまうこともあると思います。

大切な相手に送る場合や綺麗に発送したい場合は、交換で対応してもらいましょう。

レターパックとは

レターパックとは郵便局で購入した厚紙の専用封筒を使って郵送するサービスになります。

封筒サイズと料金はこのようになります。

レターパックサイズ

料金
レターパックプラス510円
レターパックライト360円
特徴
  • 発送方法:郵便局窓口、郵便ポスト投函
  • 受取方法(レターパックプラス):手渡しと受領印
  • 受取方法(レターパックライト):郵便受け
  • 追跡サービス:○(中継局の「通過」記録なし)
  • 信書:○
  • 配送補償:×
  • 日曜・休日の配達:○
  • オプション選択(速達・書留・代金引換など):×

備考:
郵便局や一部のコンビニで販売されている専用封筒が必要(切手不要)
レターパックプラスは集荷依頼が可能

メリット

  • レターパックプラスなら手渡しなので確実
  • 1kg以上の重い書籍でも可
  • 信書も送れる
  • ポスト投函OK
  • お届け確認ができる
  • 日曜・祝日でも配送
  • レターパックプラスなら集荷依頼もできる

レターパックプラスは手渡し+受領印なので確実に相手に届く安心感があります。

また小型包装物の郵送サービスは重さ1kgまでが多いのですが、レターパックは4kgまで送ることができます。レターパックプラスなら集荷依頼も対応してもらえます。

例えば雑誌を3冊入れるとたいてい1kg以上となり、定形外郵便物の1,000円以上の料金やゆうパック扱いとなりますが、レターパックなら安く送ることができます。

郵便サービスでは制限の多い信書にも対応しています。

信書とは

信書は総務省のガイドラインで規定されていて、以下のようなものが該当します。
・契約書、納品書、請求書、申込書、確定申告書、印鑑証明書、戸籍謄本、住民票の写しなど

総務省 信書のガイドライン

また、レターパックプラスは厚さ制限がないので、厚紙を封筒形から箱型に変えてしまうことも可能です。

この場合は郵便ポストには入らないので、郵便局窓口へ出すことになります。

デメリット

レターパックプラスは郵便料金が高いので損害補償があると思われがちですが、実は郵便物としての重要度は普通郵便物と同じです。

万一郵便事故や紛失があっても補償はないので注意が必要です。

普通郵便やゆうメールに書留をつけた郵便物は非常に慎重に配達されるため郵便事故はほぼありません。ゆうパックにも30万円までの補償があります。

確実性を重視する場合はこれらの配送方法を選ぶのが無難です。

ポストに入らない?

レターパックライトの場合は厚さが3cmまでなので、3cmまでに対応する郵便ポストに入れることができます。

しかし厚さ制限のないレターパックプラスは、たくさん本などを詰めると4cmくらいになることがあります。厚さが3cm以上になるとポストには入りません。

その場合は郵便局窓口へ持っていきましょう。

日曜日の場合はゆうゆう窓口へ

日曜・祝日は多くの郵便局が開いていません。しかし地方でも大きな郵便局は「ゆうゆう窓口」といって通常の時間外でも営業しています。

「ゆうゆう窓口」の営業時間は局によって異なるのですが、午前中に行けば開いています。

ゆうゆう窓口のある郵便局検索はこちら

ゆうゆう窓口・集荷に関する連絡先を調べる

集荷依頼も可能

レターパックプラスの場合は、ゆうパックのように集荷依頼ができます。(レターパックライトは不可)

集荷依頼は日曜・祝日であっても来てくれるので、ゆうゆう窓口のある郵便局が遠い場合は集荷依頼が便利です。

「郵便ポストに入らない」

「4kg近くあって重たいので取りに来てほしい」

という場合は集荷依頼をお願いすると楽に発送できます。もちろん集荷依頼の費用も無料です。

他の発送方法と比較

レターパックを検討するときによく悩むことが多い配送方法はいくつかあります。

ゆうメールとの比較

ゆうメールは縦横のサイズはレターパックと同じで、印刷物やCD/DVD類を送ることができます。

ゆうメールは500g以上1kg以内が350円となっていて、レターパックライトの360円とほぼ同じ金額です。

CDを2~3枚送るのであれば軽いので、ゆうメールの方がお得になります。

ただある程度重さがあるとレターパックライトと料金差は小さくなり、レターパックライトの方が追跡記録や日曜配送があるのでメリットがあります。

一方ゆうメールには書留や代金引換などオプションをつけることができます。これらが必要であればゆうメールを選択することになります。

ゆうメールの詳細はこちら↓

クリックポストとの比較

クリックポストも縦横サイズが同じ配送方法になります。全国一律185円なので、レターパックより金額面でメリットがあります。

追跡記録と日曜配達もあるので、サービス内容も悪くありません。

ただクリックポストは送料がヤフーウォレットのクレカ払いとなり、プリンターで宛名ラベルを印刷することが条件になります。

ここがクリアできる人はクリックポストがおすすめになります。

クリックポストの詳細はこちら↓

ヤフオク・メルカリ専用のゆうパケットとの比較

ヤフーオークションやメルカリで落札された小物を郵送する場合は、格安のゆうパケットを利用することができ全国一律175円で送ることができます。

梱包サイズはクリックポストと同じくA4サイズまで対応できます。

ポスト投函はできず郵便局かローソンの端末で発送手続きをする手間がありますが、ヤフオクとメルカリならこれがお得な配送方法になります。

ゆうパケットの詳細はこちら↓

定形外郵便(規格外)・ゆうパックとの比較

もしレターパックプラスの封筒を箱型にして小物を送る場合は、定形外郵便(規格外)とゆうパックが競合します。

例えば定形外郵便(規格外)は500g以内なら送料500円なので、500g以下なら定形外郵便(規格外)、501g以上あるとレターパックプラスの方がお得になります。品物の重さによって選択が変わりそうです。

500g以下でもレターパックプラスなら対面渡しですし日曜配達、追跡記録もあるので選択するメリットはあります。

ゆうパックの場合は同一都道府県でも60サイズは800円になるのでかなり高くなります。そのかわり配送補償が30万円まであるので高価な品物は安心感があります。

郵便局の配送サービスは種類が多い

小型包装物の配送方法はレターパック以外にも様々あります。

まとめて料金比較をしたい方は料金表一覧ページをご参考ください。

郵便料金の比較表はこちら↓

レターパックの体験談

レターパックを利用した人の体験談を集めてみました。

レターパックはゆうパケットやクリックポストとは違って遠方の場合は航空便を活用するため、ほとんどの場合が翌日に届きます。

金券ショップでは少し安く販売されているようです。

レターパックは金額を名前にして呼んでいる人もいます。レターパック360(ライト)、レターパック510(プラス)と呼ばれています。

A4まで入る厚紙封筒のレターパックは役立っている人が多いようです。

まとめ

  1. 4kgまで梱包可能
  2. レターパックプラスは手渡しで確実(そのかわり料金が高い)
  3. 専用封筒を買えば切手は不要
  4. 厚紙封筒なので安心

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