ゆうメールは書籍やCD/DVDを安く送ることができる郵便サービスになります。
ゆうメールで送る際は、封筒の一部を開封して中身が確認できるようにすることが条件となっています。
ただこの梱包方法を間違えると発送してもらえないことがあるので注意が必要です。
このページでは品物を見せてから梱包する方法などの対処法や、ゆうメールのサイズや料金をまとめているので参考にしてくださいね。
ゆうメールの特徴
料金 | |
---|---|
150g以内 | 180円 |
250g以内 | 215円 |
500g以内 | 300円 |
1kg以内 | 350円 |
- 発送方法:郵便局窓口、郵便ポスト投函
- 受取方法:郵便受け(郵便受けに入らない場合や書留は手渡し)
- 追跡サービス:×(書留なら有り)
- 信書:×
- 配送補償:×(書留なら有り)
- 日曜・休日の配達:×(速達・書留なら有り)
- オプション選択(速達・書留・代金引換・特定記録・配達日指定):○
- オプション選択(着払い):○
備考:
送れるのは書籍などの印刷物やCD/DVD類
封の一部を開けて中身が見えること(または無色透明の窓有り)が条件
オプションの着払い選択時は受取り側が手数料21円を支払う
2018年9月1日より大きなサイズや1kgを超える「ゆうメール規格外」は廃止されました。
送れるもの
ゆうメールで送れるものは「冊子とした印刷物および電磁的記録媒体」と決められています。
具体的にはこのような品物になります。
- 書籍
- 雑誌
- 商品カタログ
- 会報
- マニュアル類
- コイル状の金具でとじたカレンダー
- CD
- DVD
- blue-rayディスク
- レコード
- ビデオテープ
- カセットテープ
- クレジットカード
- パソコンのHDD
- カメラフィルム
ゆうメールのメリット
- ポスト投函OK
- 101g以上なら定形外郵便より安い
- オプションで速達や書留が選べる
定形外郵便は100gまでは安いですが、それ以上の重さになると料金が高くなります。
ゆうメールはその101g以上の料金が安くなっています。
また定形外郵便と同じように書留や速達などのオプションを追加することができます。
ゆうメールのデメリット
- 送れるのは印刷物とCD/DVD類のみ
- 一部開封しておく必要がある
- クリックポストと比較すると高い
- 書留をつけないと追跡や日曜配達がない
ゆうメールは送れる品物が限定されています。
また中身の確認ができるようにする手間も、他の郵便サービスに比べて作業の負担があります。
重さによって料金が決められているため、近年登場した一律料金の郵便サービスに比べて割高になります。
見せてから梱包する方法とは?
ゆうメールの梱包をするとき、ポスト投函であれば封筒の角などを一部切って中身が確認できるようにします。
しかしこの方法だと送り先が知らない人の場合、封の一部が開いた品物が届いてしまうため相手からの印象がよくありません。
そこで、直接郵便局へ行き局員さんに中身を見せてから、その場で梱包する方法があります。これなら封筒を切らずに済みます。
ただ郵便局が混雑している時間帯は受付に時間がかかってしまうので気を使うかもしれません。窓口で梱包するなら、なるべく空いた時間に受付するのがよさそうです。
プチプチで包むのは注意が必要
通常の封筒に品物をプチプチで包むと、一部を開封していても中身が確認しにくくなります。
もし郵便局の窓口に出せば、担当者によっては確認ができないと言われることもあります。(この対応は担当者によって変わります)
そのため、ゆうメールの場合はプチプチがついたクッション封筒を使うことをおすすめします。
クッション封筒であれば、一部を開封して覗けば品物が見えるので手続きの際にトラブルが起きません。
他の発送方法と比較
ゆうメールは郵政民営化以前から「書籍小包郵便物」という名称でサービスが提供され、定形外郵便だと高くなるところを安く配送できるメリットがありました。
しかし現在は様々な安い配送サービスが登場し、ゆうメール以外にも選択肢が増えています。
スマートレターとの比較
ゆうメールの代わりとして最も安いのがスマートレター(全国一律180円)になります。
スマートレターは専用の封筒に入れて送るだけなので、ゆうメールのように中身確認は不要です。本やCD/DVD類のみという制限もありません。
ただスマートレターはA5大のサイズなので、比較的小さい品物になります。雑誌などは送ることができません。
クリックポストとの比較
クリックポストはゆうメールの最大サイズと同じで、全国一律185円で送ることができます。
ゆうメールは150g以内で180円なので、軽い品物は5円高くなりますが、150gより重い品物でも185円なので安くなることの方が多いです。
ただクリックポストを利用するには、送料はヤフーウォレットのクレジットカード引き落としとなることが条件です。
またクリックポスト専用の宛名ラベルを印刷して封筒に貼る必要があります。
そのため自宅にプリンターがないと手軽に利用しにくい欠点があります。
郵便局の配送方法は複数ある
郵便サービスは種類が多く、どの配送方法がよいのか悩むことも多いです。
一度他の郵便サービスも全て確認してから選ぶのもおすすめです。
ゆうメール利用者の体験談
郵便局であった事件。
冊子が箱に入って綺麗に梱包された既製品の商品をゆうメールで送ろうとした。
窓枠開けて箱が見えるようにし、いざ郵便局の窓口へgo!
窓口のBBA「中身は何ですか?」
わし「箱に入った冊子です」
窓口のBBA「中身が見えないと何が入っているかわからないんだけど」— くろねこ (@kuronekon9999) 2017年10月6日
中身が見えなくてスムーズに発送できないトラブルは多いようですね・・・
あ、もちろんこれは手動でレイアウト変えました。
あのままで来たらどうしようw
ゆうパケット、ちゃんと中身見えないやつで来てくれるよね?
ゆうメールは通販カタログみたいな中見える袋入りだったら非常に困るので除外。— しらたま?? (@kyara_happylife) 2018年9月1日
中身を見られたくない品物もあるでしょうね。
とっても便利だった「ゆうメール」がいつのまにか改悪されていた! 1キロ以上ある規格外の重い本を送るのにすごく助かっていたのだが、制度改悪によって送れないことに! ゆうパックで送ると送料は一気に約3倍に! #日本郵便 さん、料金体系を再考してください!
— 船尾修 Osamu Funao (@funaoosamu) 2018年10月12日
ここ数年は切手・はがきの値上げなど、郵便サービスの料金改定が多いです。
ゆうメールは2018年9月1日から、1kg以上の規格外サイズがなくなりました。たまにしか利用しない人は気づかないかもしれません。
まとめ
- 印刷・CD/DVD類のみ送れる
- 中身の確認ができることが条件
- 重さによって料金が変わる
- オプションをつけることができる