野口英世 切手
レア度☆☆
買取価格額面通り
額面~高い8円
発行年度1949年

野口英世は細菌学者で、1876年11月9日に福島県で出生しました。偉人伝としてよく取り上げられる人物で、数々の語録を残しています。

1歳の時に左手を大やけどして左手に障害を抱えるようになり、そのことを嘆く作文を小学校で書いたところ、教師や同級生らの同情を誘い、左手を治すための募金が集められました。

その後、手術を受けて左手がある程度使えるようになったことに感動して、医師を志すことになったと言われています。
往年は、主に蛇毒、黄熱病や梅毒の研究をしていました。

様々な研究を行った野口英世ですが、ほぼ1世紀が経過した現代でも顕微鏡での観察による研究への評価が高くされています。

黄熱病の研究中に自身も病気を患ってしまい、1928年(昭和3年)5月21日にイギリス領のゴールド・コースト(現ガーナ共和国)のアクラで51歳で死去しています。

1928年までに黄熱病の病原体を特定するに至り、黄熱ワクチンの完成に寄与し、1951年にその功績でノーベル医学賞を受賞したこともある医学者です。

しかし、のちに黄熱病病原体は細菌ではなくウイルスであったことが確認されており、ほかの数多くの英世の発見にも誤りが多かったことが知られています。

2004年以降に発見された1,000円札の肖像画にもなっているため、ご存知の方は多いでしょう。

最初の文化人切手シリーズは1949年から1952年の間に18種類発行され、この切手シリーズの中で唯一1種版と第2種版があり、3,000万枚が発行されました。

額面は1951年の9月までが8円、以降は10円でした。色は1色刷りでシンプルなデザインとなっています。

比較的入手しやすい切手ですが、第2種版は発行部数が少なく、また、シートにも希少価値があり高い買取価格が見込めます。

買取価格としては、第1種版が100円程度、第2種版が数百円になります。未使用の場合は数倍価値が高くなります。

当然ながら全18種類揃っていればより高い価値が見込めます。

『野口英世 切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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