レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 1999年 |
富山版「合掌造りとこきりこ踊り」は、平成11年9月14日に発売された、ふるさと切手です。
図柄は、世界遺産の合掌造りと、五箇山の民謡・こきりこ踊りが、躍動的に表現されています。作者は富山市在住の切り絵作家・磐田長峯です。
冬の間、雪で閉ざされた秘境の地に、屋根が合唱したような姿で寄り添う茅葺きの合掌造り。
正面から見ると三角形に尖った建物の二階部分では、かつては蚕が飼われたり、和紙漉きが行われていました。
昔ながら暮らしぶりもうすれ、一時は建物や地域文化も危ぶまれましたが、平成7年12月に世界遺産に登録され、観光に訪れる人々の癒やしの里となっています。
30棟余りの合掌造りが、山間に点在する集落の姿は美しく、いつまでも残しておきたい日本の文化遺産です。
こきりこ節は、豊作を願って神社に奉納する田楽から来ていると言われます。独特のはやし(合いの手)と旋律が特徴の、とても古い民謡と言われています。
薦被りの装束に身を包んだ踊り手が、「ささら」という竹を束ねた道具を操り「シャッ・シャッ」と相づちを入れながら、軽快に踊る場面が、切手では躍動的に表現されています。
ふるさと切手は、竹下内閣による「ふるさと創世」の一貫として、地域の活性化を図るために誕生したもので、北陸郵政局から、地方限定販売されました。
この年には、ふるさと切手だけでも80種類くらい発行されているので、切手で各地方のお祭りや文化に触れてみるのも楽しみです。
一枚80円のこの切手は、現在、20枚1シート1,600円位で取引されています。
合掌造りとこきりこの作家・盤田さんは、この切手のほか、1997年「おわら風の盆」のふるさと切手や、はがきなど、いろいろな切り絵でも採用されています。
『「合掌造り」と「こきりこ踊り」切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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