第35回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面20円
発行年度1980年

「第35回国民体育大会」は、昭和55年に栃木県で開催されたのを記念して発行されました。

図柄は、今大会が初となるアーチェリー競技が取り上げられています。背景には、栃木県のシンボルの男体山が描かれています。

秋季大会は、10月12日~17日まで「栃の葉国体」をテーマに、スローガンは「のびる力 むすぶ力 ひらくあした」でした。

期間中1万9000人が参加して、19市町村で31種目の競技が行われました。冬季大会は、1月26~29日まで北海道苫小牧市・小樽市で行われました。

夏季大会は、9月7日~10日まで栃木県宇都宮市・埼玉県戸田市・千葉県千葉市などで行われました。

秋の主な競技会場は、陸上が宇都宮市県総合公園陸上競技場、サッカーが宇都宮市サッカー場、テニスが小山市運動公園庭球場、バレーボール佐野市市民体育館、レスリング足利市足利工業大体育館など。天皇杯・皇后杯の両方とも栃木県が獲得しています。

切手のアーチェリーは、戦後になって日本に導入された競技で、今国体が初競技となる昭和55年まで、弓道連盟の中の洋弓部という位置づけだったそうです。

開会式が行われた宇都宮総合運動公園陸上競技場は、誘致が決定した昭和42年から国体開催に向けて10年がかりで施設などが整備されました。

それから、42年ぶり2022年の第77回国体「いちご一会とちぎ国体」の誘致が決まっています。

2度目の開催地として、新たな総合スポーツゾーンの整備も始まっています。県ゆかりの選手や関係者にとっては、感慨深い年月を感じますね。

栃木県と言えば、世界遺産の日光東照宮が有名ですが、他にも、那須高原や宇都宮のギョウザ、益子焼など、東京から1時間半で行ける自然豊かなところです。

額面20円。4000万枚発行。買取価格は20面シートで200円前後になります。

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国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

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