第28回国民体育大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1973年

「第28回国民体育大会」は、昭和48年に千葉県で開催されたのを記念して発行。千葉県・県政100年の記念行事の一つとして準備が進められました。

若潮国体と名付けられ、「輝く心 輝く力 輝く太陽」をスローガンに、千葉大会から新たに国体旗も掲げられました。

切手の図柄は、短距離走の女子選手が赤いランニングに青い短パン姿で、スタートするところです。背景に、銚子市の最先端に飛び出す犬吠埼灯台と荒々しい波しぶきが画かれています。

秋季大会は、10月14日~19日まで、1万6531人が参加して千葉県下22市6町の64会場で28競技が行われました。

陸上は千葉県総合運動場陸上競技場、テニスは金ケ作公園、体操は船橋市民体育館、バスケットボールは木更津市民体育館、レスリングは佐倉東高、自転車は松戸競輪場など。秋季大会では、地元の千葉県が男女総合優勝で天皇杯獲得しています。

冬季大会は、スキー競技が1月25日~28日岩手県盛岡市や、2月18日~21日新潟県塩沢町などで行われました。

夏季大会は9月9日~12日、水泳が千葉市総合運動場水泳場、漕艇が小見川山町小見川漕艇場、ヨットが館山市館山ヨット会場で開催。

この年に県政100年を迎えた千葉県は、明治6年に木更津、印旛県を廃止して、千葉県とし県庁を千葉町に移転したのが始まりです。

明治27年には、市川~佐倉間に鉄道が開通、昭和10年に国鉄総武線が千葉まで開通、戦後は京葉工業地帯が建設され、川崎製鉄や、住友重工、コスモ石油製油所など重工業の拠点となっています。

また、わが国の空の玄関・成田空港や東京ディズニーランド、東京湾アクアラインなどができ、観光やアクセス面でもとても便利なところです。

額面50円、国体切手で最高の5000万枚が発行されました。買取価格は20面シートで100円前後になります。

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国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

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