竜銭切手
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面半銭 1銭 2銭 5銭
発行年度1872年

竜銭切手は、1872年(明治5年)に発行されました。1871年に竜文切手が日本で最初に発行されていて、竜銭切手は二番目に発行された切手になります。

デザインは竜文切手と似ており、額面に「銭」の文字かあるかどうかで見分けがつきます。同じく額面の左右には龍の柄が配置されています。

竜文切手が発行された1871年に、通貨単位が「文」から「銭」へ変更され、竜文切手の「文」が「銭」に変わっていることがわかると思います。

そして竜文切手にはなかったミシン目がつき、後期のものには裏糊もついていてようやく切手らしくなります。

配色は竜文切手と同じで、柄の色と額面の黒色の二色刷りになっています。

日本で二番目に発行されたということも竜銭切手の価値を高めていますが、発行期間が短かったという点も理由の一つです。

竜銭切手が発行されたあと間も無く、後継とも言える桜切手が発行されることになりました。本当にわずかな期間しか出回っていなかったため発行部数が少なく、竜銭切手を持っている人は限られています。

額面は半銭、1銭、2銭、5銭の4種類となります。価値は消印の有無、余白の状態や額面、第一版か第二版によって差が大きくなります。

買取価格は半銭はこの中で価値が低く数千円1銭、2銭、5銭は10,000円~40,000円程度となっています。

1銭の第一版・第三版は特に価値が高く10万円になることもあります。いずれも使用済の場合は価値が低くなります。

価値のある切手なので相場買取価格も高くなっていますが、状態が良いものであればあるほどその価値は上がっていきます。綺麗な状態だと相場以上の買取価格が期待できそうです。

竜銭切手の正確な価値を出すには経験豊富な切手鑑定士に見てもらう必要がありそうです。

『竜銭切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

普通切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。