屏風絵 士女遊楽図屏風(遊楽図)切手
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度1994年

「屏風絵 士女遊楽図屏風(遊楽図)」は、平成6年の国際文通週間で発行されました。90円「双六」、110円「将棋」、130円「囲碁」の三種類です。

士女遊楽図屏風とは、士女は男女の意味で、江戸初期に流行した庶民の娯楽やゲームなどを楽しんでいる風景を描いたものです。

邸内遊技場のような場所で、お風呂に入ったり、食事をしたりしながら、一日中遊べるアミューズメント施設のような感じでしょうか。江戸時代は遊女もいて、舞いや踊りもあり、華やかだったことがうかかえます。

切手の図柄は、六曲一双屏風の中から左の方が取り上げられています。「双六」は、女性が5~6人集まって盤双六をしているところ。江戸初期という時代から推測すると、女性は寛文美人と言われる頃の華やかな意匠の柄を着ています。

「将棋」は、将棋を打つ二人の若者と、扇子を持って勝敗を決める年配の男性もいます。

「囲碁」は、渡り廊下のようなところで2人の若者が真剣に次の手を考えています。着物の柄は、やはり寛文時代の派手な横縞模様。後ろから、おさげの侍女がお茶を運んできます。

切手では見えませんが、右側には湯やがあり、客がくつろぐ様子などの場面が画かれています。

切手趣味週間の切手に「彦根図屏風」がありますが、遊女が囲碁を打っていたり、歌舞音曲を楽しむ客、手紙を書いている遊女など、どこか雰囲気が似ている感じがします。

どちらも江戸初期の風俗画とされていますが、「士女遊楽図屏風」は作者不明。一方「彦根屏風」も作者不明ですがこちらは国宝となっています。

額面80円、1000万枚発行。110円、1000万枚発行。130円、1000万枚発行。
買取価格は額面程度になります。

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1,切手専門の買取業者が有利

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