誤配紛失イメージ

郵便事故は少ないと言われてきた日本郵便の配達が、近年は誤配や紛失トラブルが増えています。

「近くの同姓のお宅宛ての郵便物がよく届いて困る」

「マンションの郵便受けをしょっちゅう間違えて投函される」

このようなひどいミスは、実際によく起こっています。どのようにすれば防げるのか、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

このページでは誤配の対策や防止策をまとめているので、困っている方は参考にしてくださいね。

誤配・紛失は様々な事例がある

郵便物の誤配や紛失の原因は様々あり、トラブルが起きているお宅それぞれでも違っています。

実際に起きている例を紹介しながら、まとめてみました。

近所と名字が同じ

配達員が住所を最後まで見ていない場合、同じ名字ということで郵便受けに投函されます。

これは地域をまわる同じ配達員が何度もミスするケースが考えられます。

実際に筆者も一軒家に住んでいたときに経験し、数軒離れた同じ名字のお宅の郵便物が、1年に数回投函されたことがあります。

番地が違うのに配達されるのでやっかいなトラブルです。

前の住人の郵便物が届く

転居後は郵便物へ移転届けを出せば、1年間は旧住所宛ての郵便物は新住所へ届けてくれます。

そして転送期間の1年が過ぎても旧宛てに出された郵便物は、本来は差出人に返送されることになります。

ところが、返送されず別の住人が住んでいる旧住所の郵便受けへ入れてしまう配達員がいます。

実はマコは前住民とは知り合いなので聞いてみたんですが、ちゃんと転送依頼は出してあるんだそうです。でも、6か月の転送期間が過ぎたらマコの家に配達されるようになったみたいです。
日本郵便は「6カ月経ったら引っ越した人は戻ってくる」という考え方で配達をやっているということです。

マンションの部屋番号を間違える

マンションの郵便受けは最近は表札を出さず部屋番号だけになっていることが多いと思います。

そのため配達員は部屋番号だけを見て投函するのですが、ここで間違えやすい状況があります。

例えば、1031号室と1013号室など似た部屋番号だと間違えやすくなります。一文字ずつしっかり見ていれば間違えないのですが、実際には一瞬しか見ないので間違いが起きやすくなります。

別の棟のマンションと間違える

別の棟のマンションの場合、同じ部屋番号への誤配が起きやすくなります。

特に、偶然別の棟の同じ部屋番号の住人の名前が似ていると、誤配される口コミは多数書かれています。

書留でも間違いがある

書留は郵便物の中でも最も重要度の高い荷物なので、配達員が間違えることは少ないと言われていますが、実際には経験されている方がいます。

誤配は紛失にもつながる

自宅へ届くはずの郵便物が、誤配により他のお宅へ届いたとします。

本来、郵便法では受け取った人が郵便局へ送り返す義務が明記されています。

郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない(42条1項)

しかし実際には他人の郵便物を処分される可能性もあり、その場合は完全に紛失してしまいます。

その場合は郵便局へ調査を依頼することができますが、局内での置き忘れ以外で見つかるケースは少ないようです。

紛失への対応策はこちらでまとめています↓

誤配があったらどうする?

自宅に別の人の郵便物が届いた場合は、郵便局が対応を掲載しています。

郵便局:他人あての郵便物が届きました

その郵便物に付せん等を貼って届け先が違っていたことを書き、郵便ポストへ入れるとよいそうです。

もしマンションであれば、正しい部屋番号の郵便受けに入れておくのがよいでしょう。

ただ誤配が治らない場合は最寄りの郵便局やお客様サービス相談センターへ伝えるのも対応策になります。

誤配防止でできること

誤配を防止するのは配達員の判断ミスが多いため難しいです。

ただ郵便受けになんらかのメッセージを貼っておくことで、注意を促す方法があります。

筆者が同じ名字で誤配されたケースでは、表札にメモ紙を貼り、奥にある○○さんと間違えないでくださいとのメッセージを書いておきました。するとそれ以降誤配はなくなりました。

表札にメモを貼るのは見栄えが良くないのですが、郵便受けで注意書きをするのが一番効果的だと思います。

差出人が誤配を減らすには

誤配は差出側が原因になることがあります。梱包ミスで郵便物が届かなくなり、長い期間紛失状態になることもあります。

そのため差出人も送る際には以下のような注意が必要です。

差出人・宛先を明確に分ける

封筒の差出人と宛先をはっきりと分けて記載します。

通常は差出人の名前は裏に書くので混同することはありませんが、梱包状態によっては表に宛先と差出側を書く場合があります。

その場合は配達員がひと目で違いが分かるよう、工夫して書くことが重要です。

切手剥がれに注意

切手が剥がれると2週間ほど郵便物が不明となってしまいます。

切手の糊付けは剥がれやすい四隅までしっかりとつけて対策します。

クリックポストの場合も宛名ラベルを貼り付けますが、軽く糊付けした後は宛名ラベルの周囲をセロテープで止めることをおすすめします。

切手の料金不足

安易なミスですが、切手の料金不足で返送されることがあります。

料金不足の場合は返送に日数がかかるようで、これも郵便事故だと思ってしまいます。

どの金額が必要かわからない場合は、郵便局の窓口で出すのが安全です。

切手の貼り忘れ

通常は切手を貼り忘れることはないと思いますが、封筒が複数あったり、忙しいときに出すと貼り忘れも起きてしまいます。

梱包が開いてしまう

封筒が集荷時に開いてしまい、中身が出てしまうことがあります。

この場合は郵便局側の対応次第ですが、紛失扱いになってもおかしくありません。

例えば封筒の一部だけセロテープで貼った程度でひっかかる部分が残っていると、そこから剥がれてしまうことがあります。

封は全てセロテープで止めるなど確実にすることが重要です。

宛先の記載ミス

郵便事故で意外に多いと言われるのが、宛先の記載ミスです。

差出人は間違えた感覚がないので郵便事故の原因と気づかないのですが、実際にはよくあるようです。

例えばこのような記載ミスがあります。

  • 部屋番号が書かれていない
  • マンション名(ビル名)が書かれていない
  • 郵便番号間違い

住所の最後がわからないと投函はできなくなり返却となります。

また同じ番地で似たようなマンション名があると間違えやすくなるので、紛らわしい部分の文字はより丁寧に、はっきり書くことが重要です。

郵便番号の間違いは、返却まで日数がかかることがあるので郵便事故と判断されやすくなります。間違っていないか、見直しをしましょう。

投函する際に動画を撮る

これはヤフオクなどのトラブル回避に使える方法です。

郵便物をポストに投函する際、スマホで動画撮影をすると発送した証明にすることができます。

ポストの前に来たらスマホを動画モードにして郵便物を映し、ポストへ入れるところまで撮影すれば完璧です。

たった数秒の動画で発送証明とすることができます。

配送方法でトラブルを減らそう

配送補償のない定形外郵便やゆうメール、ゆうパケットなど、いずれも郵便事故があった際に原因がわからなくなります。

特定記録をつける

定形外郵便物のオプションには+160円で特定記録というものがあります。

これは差出人が郵便局へ出したことを証明してくれる記録になります。

メリットとしては、郵便事故があっても受取人から疑われることがなくなります。

ヤフオクなどの場合は、出品者が確実に出したことを証明できるので、万一郵便事故があっても出品者に不利な対応はされなくなります。

簡易書留をつける

簡易書留は+310円のオプションになります。

もちろん書留をつければ全て解決しますが、この金額が高いためにみなさん利用していない現状があります。

ただどうしても確実に受取りたい品物であれば、受取側が負担を申し出て書留をつけてもらいましょう。重要度の高い郵便物として扱ってもらえます。

書留でも誤配が起きたケースはあるので、その場合は不運だと諦めるしかありません。

追跡記録のある配送方法にする

追跡記録がついている配送方法にはレターパック、クリックポストがあります。

レターパックライトなら360円なので重さによっては定形外郵便+特定記録よりも安くなります。

デメリットとしてはレターパックの専用封筒は大きいので、配達員が投函した郵便受けからはみ出してしまい、郵便受けからの盗難の可能性があることです。

クリックポストの場合は品物が大きくなければ郵便受けに収まります。送料も全国一律185円なので安く送ることができます。

受け取る側の場合、可能であれば差出人にクリックポストを利用可能かどうか聞いてみるのも一つの方法になります。

まとめ

  1. 誤配は同じ名前で起きやすい
  2. 郵便受けに注意書きで対策する
  3. 郵便局へ誤配を報告しておく
  4. 差出側のミスが原因にもなる

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