ゆうパケット

ゆうパケットは小さい品物を送るときに便利な郵便サービスです。

しかしオークションを利用していると似た名称のサービスが出てきます。

「ヤフオクのゆうパケットおてがる版はどう違うの?」

「メルカリのゆうゆうメルカリ便の送料は安いの?」

調べてみると、これらのサービスは元のゆうパケットより安くてお得なことがわかりました。

サービス内容の違いや切手が必要かどうかも調べてみたので参考にしてくださいね。

ゆうパケットとは?

郵便局のゆうパケットは、厚さによって料金が設定されている小物郵便のサービスになります。

ゆうパケットサイズ

特徴
  • 発送方法:郵便局窓口、郵便ポスト投函
  • 受取方法:郵便受け(郵便受けに入らない場合は手渡し)
  • 追跡サービス:○(中継局の「通過」記録なし)
  • 信書:×
  • 配送補償:×
  • 日曜・休日の配達:○
  • オプション選択(速達・書留・代金引換・特定記録・配達日指定):×
  • オプション選択(着払い):○

備考:
郵便局で専用宛名シールをもらう
沖縄県などの遠方は日数がかかる
オプションの着払いは郵便局窓口での発送となり、受取り側が手数料21円を支払う

最大サイズは長さ34cm、厚さ3cmまでとなっていて、A4大くらいまで送ることができます。

送り方は、まず郵便局でゆうパケット専用の宛名シールをもらってきます。

そして封筒に宛名シールと必要な金額の切手を貼って、ポストへ投函します。切手は貼らずに郵便局窓口で送料を払ってもOKです。

発送後は追跡サービスで配達完了をチェックすることができます。

ゆうパケット(おてがる版)とは

ゆうパケット(おてがる版)はヤフオクの配送方法で選べるサービスになります。

郵便局とヤフオクが提携してサービスが開始され、元のゆうパケットより送料が安く、全国一律175円となっています。※送料は出品者負担が条件

本来必要なゆうパケットの料金との差額は、ヤフオクが負担してくれています。

梱包の最大サイズは通常のゆうパケットと同じです。厚さによって料金が変わることはなく、厚さ3cmでも175円です。

配送までの流れ

出品物が落札されると、二次元コードが発行されます(PCでもスマホでも表示されます)。送料はオークション手数料から引かれるので別途支払い手続きはありません。

二次元コード

あとは品物を郵便局かローソンに持ち込み、専用の機械でスマホの二次元コードを読み込ませ、送り状を出して発送します。

二次元コード読み取り(郵便局の専用端末「ゆうプリタッチ」)

ゆうゆうメルカリ便とは

ゆうゆうメルカリ便はメルカリの配送方法で選べるサービスになります。

ゆうパケット(おてがる版)と同じく全国一律175円となっています。梱包の最大サイズは同じく長さ34cm、厚さ3cmまでです。

本来必要なゆうパケットの料金との差額は、メルカリが負担してくれているのでとてもお得です。

配送までの流れ

品物が購入されると、配送用の二次元コードが発行されます。(PCでもスマホでも表示されます)

品物を郵便局かローソンに持ち込み、専用の機械でスマホの二次元コードを読み取り、送り状を出して発送します。

ヤフオクのおてがる版との違いは、ゆうゆうメルカリ便には配送補償がついていることです。万一の品物紛失などでも全額補償してくれます。

ローソンでの発送方法

おてがる版とゆうゆうメルカリ便の特徴

ヤフオクおてがる版もゆうゆうメルカリ便も基本的には同じ内容になっています。

特徴
  • 発送方法:郵便局窓口(ゆうプリタッチ設置局)、ローソン
  • 受取方法:郵便受け
  • 追跡サービス:△(売買の取引画面でお届け確認は可能)
  • 信書:×
  • 配送補償:○(ゆうゆうメルカリ便のみ)
  • 日曜・休日の配達:不明
  • オプション選択(速達・書留・代金引換など):×

備考:
ヤフオクまたはメルカリ限定の郵便サービス(出品者の送料負担が条件)
宛名書き不要
匿名配送
郵便局・ローソン・はこぽすでの受取も可能
沖縄県などの遠方は日数がかかる

メリット・デメリットをまとめるとこのようになります。

メリット

  • 切手が不要
  • 宛名を書かなくてよい
  • 全国一律175円と安い
  • クリックポストより少し安い
  • 配送補償有り(ゆうゆうメルカリ便のみ)

デメリット

  • 郵便局、ローソンが近くにないと不便
  • 郵便ポストに出せない
  • 配達日数が遅い

一番のデメリットは郵便局・ローソンから発送するサービスなので、近くにない場合は利用しにくくなります。

逆に近くにあれば、宛名を書いたり切手を貼る手間がないので簡単とも言えます。

配達日数が遅い

ゆうパケットはいくつもある郵便サービスで最も配達日数がかかるサービスになります。近距離であれば通常は翌日に届きますが、遠方の場合は5日かかることもあります。
ゆうパケットの配達日数に関してはこちらの表で確認できます。↓
【レターパック】は速達扱い?翌日届くには何時までに出す?

他のおすすめ郵便サービス

郵便局では小物を郵送できるサービスが複数あります。特にここ数年はいくつも配送方法が登場したため複雑になってきました。

このゆうパケットと悩む配送方法にはクリックポスト、スマートレター、レターパックライトなどがあります。

いずれも特徴があり、お住まいや送る品物によって適したサービスがあります。

郵便料金の比較表はこちら↓

ゆうパケットの体験談

ゆうパケットを利用した人の体験談をまとめてみました。

利用者だから気づくデメリットもご紹介しているので、これから利用する人には役立つと思いますよ。

衣類を小さくしてゆうパケットで発送されています。上手に活用されていますね。

北海道と沖縄に送る場合は、かなり日数がかかるようです。

通常の郵便よりも安い郵便サービスなので、この点は劣っているので注意が必要です。

ヤフオクのゆうパケットでは配送補償がないので、こんなときはかわいそうですね・・・

自宅にプリンターがある人は、クリックポストの方が便利かもしれません。

おてがる版・ゆうゆうメルカリ便にはゆうパックも選択でき、通常のゆうパックより安い送料になっています。

ただ注意点は郵便局・ローソンで手続きを行うため、集荷依頼ができないこと。また時間指定もできません。

大きな荷物を送る人は通常のゆうパックを利用しましょう。

まとめ

  1. ヤフオクとメルカリ専用のゆうパケット
  2. 全額一律175円
  3. 郵便局・ローソンで発送
  4. 北海道と沖縄は日数がかかる

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