画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「渡辺信喜」は「NEXT」や「横の会」といった団体を結成した新進気鋭の日本画家です。

1941年に京都府に生まれた彼は、23歳の時に京都市立美術大学日本画科を卒業、山口崋陽に師事しました。

主な活躍の場は日展で、、1970年から1972年にかけては3年連続で賞を獲得しました。また、上記のように複数の団体を結成し、現在の日本画会を牽引する存在となっています。

そんな経歴を持つ渡辺信喜が最も多く描いているのが「花木画」です。

非常に高い写生技術を持ち、見たものをそのままキャンバスに描き出していく作品の数々は、モチーフとなった花や木があたかもそこにあるかのように思わせてくれます。

『紅葉』という作品は京都の山の紅葉を描いた作品ですが、古くから和歌にも詠まれてきた景色を優しいタッチで見事に描いています。

この作品を見るとふんわりとした温かい気持ちになってくるのは天然の岩絵の具を薄く重ねるようにして製作しているからでしょう。

また、『チューリップ』という作品では、まずその構図の大胆さで私たちを驚かせてくれます。この絵には12本のチューリップが登場していますが、これらはすべて規則的に並べられています。

通常、花をモチーフに描いた場合野に咲くものを描いていくのでその位置関係はバラバラになるのですが、あえて並べて描くことによって私たちに新鮮な驚きを与えてくれるのです。

3色のチューリップが、色ごとに縦一列で配置されている様子は一定のリズム感をも感じさせます。

彼の作品はあくまでも特別な風景ではなく、私たちが日常目にしてきたような、どこか懐かしさの漂う人間味の溢れている作品だと言えます。

「渡辺信喜」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から50,000円程度の買取金額がついています。

『渡辺信喜』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。