種類 | 洋画 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「ヴンダーリッヒ(パウル)」は第二次世界大戦後のドイツで活躍した芸術家です。
彼は1927年にドイツ・ベルリン近郊にあるエバースヴァルデという街で生まれました。第二次世界大戦中は兵役のため自分の思う活動を行う事が出来ませんでしたが、戦後になってからはハンブルクの美術学校で芸術のセンスを磨きました。
美術学生時代の1949年に初めてリトグラフの制作を手掛け、初めての個展を開催するなど学生でありながらその実力の高さには注目が集まっていました。
卒業後には母校でおよそ10年間にわたってリトグラフや版画の技術を教えていくこととなります。もちろんそんな中でも制作活動には余念がなく、展覧会への出品を行っていました。
1960年に開催されたマンハイム青年版画展でドイツ賞を獲得したころから彼への注目はさらに高まりました。
それまでドイツ国内で制作活動に従事していた彼でしたが、新しい刺激を求めてフランス・パリに3年間滞在しました。そしてドイツに帰ってきた後は再び大学で教鞭をとり、ドイツの美術界に貢献しました。
日本との関わりも深く、1968年に開催された東京国際版画ビエンナーレ展では神奈川県立近代美術館賞を獲得しました。
ヴンダーリッヒの妻は写真家として活動しており、彼の作品はそんな妻の写真を題材としたリトグラフ作品が数多く存在します。
特に裸婦写真を題材とした作品は写し出された女性が持つエロスをドイツの伝統的な表現技法やシュールレアリスムの考え方も駆使しながら描写しています。
また、その美しさはまるで動物を解剖したかのような妖しげな雰囲気を放っているのです。
「ヴンダーリッヒ(パウル)」が手がけた洋画には1枚につき5,000円から30,000円前後の買取金額がついています。
『ヴンダーリッヒ(パウル)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。