種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~お宝級 | |
備考 | – |
梅原 龍三郎(うめはら りゅうざぶろう)は、日本の大正・昭和期を代表する洋画家です。晩年に至るも創作意欲は衰えず、長年日本画壇のトップに君臨しました。
1888年に生まれた梅原は、学校を中退に絵画の勉強に専心し、「聖護院洋画研究所」では、後に彼と並び称される洋画家、安井曾太郎とも出会います。
その後、フランスに渡ると、日本に戻る高村光雲のアトリエを引き継いで基盤を作り、アカデミーに通いました。
またこの時期ルノワールと出会い、彼に師事することになります。
様々な技法を貪欲に吸収し、自らの絵に活かしてきた梅原ですが、中でも彼の婦人画には、はっとするほどの明るさと充実を見せるものがあります。
この作風はまさしくルノワール的であると同時に、生命力の根源に迫るという意味で、後に彼がテーマとする赤富士や静物などにも非常に活きていると感じます。
帰国後は、いわゆる「二科会」の創設に関わるなど実務で頭角をあわらしますが、様々な技法を柔軟にものにした画風は、いよいよ凄みを増していきました。
人物画であっても明るさや繊細さの中に静物的な魅力があり、風景を描いても緻密さの中に人間味が宿るその仕事は、他人には真似できないものでした。
私生活においても豪快そのものであり、齢八十を超えても並外れた食欲を見せ、土門拳との撮影では素の感情を見せと、面白いエピソードがいくつもあります。
間違いなく大家でありながら、とても親しみやすい梅原のイメージと合致するかのように、彼は油絵のみならず、多くのリトグラフを残しています。
そのため大変人気のある本物が沢山あるというわけで、一般市民にも非常に人気がある作家だとも言えるでしょう。
作品の相場としてはおおむね2万円から10万円程度、最高で100万円の買取価格となっています。
また一品もの油彩画であれば数百万円から数千万円、人気の「赤富士」の大作が、二億円以上で落札されたこともあるようです。
大人気の作家だけに、意外と梅原作品を目にする機会は多いと言えます。もしご自宅で見つかったのなら、できるだけ早く信頼できる業者に鑑定して貰うべきですね。
『梅原龍三郎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。