壺種類工芸品
レア度
買取価格少し高い~お宝級
備考

壺とは、胴体が広く口が比較的狭い容器の総称です。多くの物を安定して入れることができ、また持ち運びにも適していたため、文化圏を問わず太古から使われてきました。

食糧や水など、必要なものを溜めておく容器としても有効でしたし、分厚い土などで作れば長期間の保存もきくため、梅などを漬ける際にも用います。

さらには、頑丈で壊れにくい形状である上、蓋を被せて臭いを抑えられることもあって、汚物を入れる容器としても用いられてきました。

また、死者の遺骨を収める骨壷や、茶葉を収納する茶壷といった、比較的「らしく」ない形のものにも「壺」の名前がつくこともあります。

より運搬や保管に適した(大量生産の)瓶や缶などが登場する前に主に使われていた容器だけに、土、あるいは陶磁器製のものが多いですね。

また、単なる生活用品としてではなく、芸術品として楽しむ文化も古来から存在し、特に美を念頭に作られた壺には、茶碗や猪口とは異なる豪快な魅力があります。

日用品としても芸術品としても需要が高かった物だけに、その作られ方にも様々な差があるのも魅力の一つだと言えます。

繊細に釉薬を用い、赤絵などでデザインを施した壺には雄大な美しさがありますし、素焼きや素焼き作りに近い壺には、ゴツゴツした力強さがあります。

製法も用法も異なるだけに、買取価格にもバラつきが出やすい部分があります。

買取価格は数千円から100万円程度が相場となっています。

その中でもより造作が優れていたり、人間国宝の方の手による名品になってくると高額買取りが期待できます。

サイズ的に大物が多いために、その家の「顔」になり得る存在感があるため、美術品としての需要が高いとも言えるでしょう。

『壺』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の骨董品買取業者へ申し込む

工芸品は品物により高額買取りになります。

しかし、リサイクルショップへ持ち込んでしまうと適切な鑑定は受けられず、安価で買取りされる可能性があります。

正しい価格で売るのであれば骨董品専門の買取業者へ申し込みましょう。

2,ポイントは2社以上の査定

骨董品の査定額は買取業者によって違いがあります。

例えばA社は1万5千円、B社は2万円、C社は4万円など、思ったより金額差が大きいのです。

そのため高く売るのであれば、2社以上で査定をすることがポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。