画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「タピエス(アントニ)」はスペイン出身の画家で、20世紀における現代美術の巨匠の一人であると言われる人物です。

彼は1923年12月23日にスペイン・バルセロナで生まれました。父親が弁護士を務めており、親の跡を継ぐため自らも法律の勉強をしていました。しかし幼いころから好きだった絵の道をあきらめきれず独学で絵を学びました。

1950年にパリで初めて個展を開催したことがきっかけでパリに移住し、この地を作業の拠点としました。1952年ごろからヴェネツィア・ビエンナーレ、サンパウロ・ビエンナーレなどに出品を重ねています。

初期の彼の作品にはパウル・クレーの作品から強く影響を受けた作品が見られます。シュールレアリスムの系統を継承したことから、シュールレアリスムの画家として名をあげていきました。

しかしその後は誰からも影響を受けない、彼独自の芸術を追及していきます。特に通常画材として用いられることのない道具を駆使して作品をつくりあげる「アルテ・ポーヴェラ」というスタイルを確立しました。

その一例としては、絵の具に大理石の粉や粘土を混ぜたり、絵の材料としてじゅうたんや糸を使用しているというものがあります。こうした技法を用いて完成したのが『灰色と緑の絵』です。

1970年代に入るとさらに大きなものを絵画の中に取り込めないかという試行錯誤を開始し、家具の破片といった巨大なものまで作品の中に用いるようになりました。

このような斬新な道具を用いた技法は、絵画の世界だけでなく版画や彫刻といった彼が手がけなかった分野のものにも影響を与えました。

「タピエス(アントニ)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から60,000円前後の買取金額がついています。

『タピエス(アントニ)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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