種類 | 工芸品 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
酒器(しゅき)とは、お酒を入れたり注いだりする器のことです。
水が入る器や容器なら何でも酒器になり得ますが、お酒が貴重で特別な意味があったこともあり、酒器もまた通常の器とは別枠と見なされることが多いようです。
我が国において専門的な酒器となると、盃や徳利、お銚子やお猪口などが挙げられます。
徳利などは携帯の水筒のようでもありますが、非常に柔らかな空気があるので、アクセサリー的な役割もできるなど場を選ばない面白さがあるのが特徴です。
ただ、お酒をお燗で楽しんだりといった現代風の楽しみ方は、江戸時代に入ってからのことで、「らしい」酒器もその頃から誕生したものです。
お酒も時代とともに細かく変化していきつつも、変わらぬ得てきたと言えますが、中でも日本の酒器は家で飲む時もさることながら、お店の雰囲気と良くマッチする部分があります。
とりわけしっかりとしたお銚子やお猪口だと、コップ等よりも趣きがあり、また「粋」でもありますので多くの作家の手による名品が存在します。
また、ひと揃えになった酒器は、フォーマルな席でのイベントでも重宝されますので、普段はお酒を飲まなくても用意しておきたい道具だとも言えますね。
陶器や漆器で作られた作家性が光る逸品もあれば、銀など希少な金属で作られた、それ自体が縁起物と言える品があるのも特徴です。
煙草に比べてお酒をたしなむ人は今日でも多いことから、人気が落ちていないのもポイントで、しっかりとした品には良い買取価格がつくのも特徴です。
具体的には、徳利などの陶磁器製酒器なら、比較的無名でも作家が手がけた徳利などであれば数千円以上、銀製酒器なら数によっては数万円以上も十分に狙えます。
有名作家ものや人間国宝ものであれば10万円から100万円の価値がついています。
また、酒器はイベント用品でもありますので、ひと揃えセットになっていたりした方が価値が出やすい傾向にありますね。
『酒器』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の骨董品買取業者へ申し込む
工芸品は品物により高額買取りになります。
しかし、リサイクルショップへ持ち込んでしまうと適切な鑑定は受けられず、安価で買取りされる可能性があります。
正しい価格で売るのであれば骨董品専門の買取業者へ申し込みましょう。
2,ポイントは2社以上の査定
骨董品の査定額は買取業者によって違いがあります。
例えばA社は1万5千円、B社は2万円、C社は4万円など、思ったより金額差が大きいのです。
そのため高く売るのであれば、2社以上で査定をすることがポイントになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。