画家種類洋画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「中山忠彦(なかやま・ただひこ)」は現在も活躍する洋画家で、日展元理事長を務めた人物です。

彼は1935年3月20日に現在の福岡県北九州市で生まれました。9歳の時に戦火を避けるために大分県に疎開しています。幼いころから絵を頻繁に描いていた彼は15歳の若さで県展に入選した経歴を持っていました。

そんな才能あふれる彼が画家の道を選択したのは自然なことで、大分県の中津西高校を卒業後は上京し、三輪孝が主宰する阿佐ヶ谷洋画研究所に入所しました。加えて伊藤清永に師事し、彼の知らない洋画の世界を追求しました。

当時の状況生活は決して楽なものではなく、絵の練習をする合間を縫ってアルバイトをしていました。しかしそんな過酷な生活の中でも彼はめげることなく努力を続けました。

そんな彼が認められるようになったのは1954年の日展で、初めての入選を果たしました。そこから彼は現代の洋画壇を駆け上がり、最終的には日展の理事長を務めるまでになりました。

さて、中山忠彦の作品と言えば成熟した女性を描いた「婦人像」でよく知られています。これらの作品群のモチーフとなったのはすべて彼の妻である良江夫人です。この事実からは彼の妻に対する愛情を感じられます。

彼は加齢するにつれて起こるモチーフの人物の変化という問題を解決すべく、アンティークの衣装を着せるという手法を用いています。円熟した女性だからこそ着こなせる衣装選択は彼独自のものだと言えるでしょう。

作品の買取価格は複製画で数万円、真筆で400万円前後となっています。

『中山忠彦』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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