画家種類日本画
レア度
買取価格非常に高い~お宝級
備考

「棟方志功(むなかた・しこう)」は20世紀の美術界における巨匠の一人であり、板画家として活動していた人物です。

彼は自らの職業を「版画家」ではなく「板画家」と称しており、これは彼の作品の多くが木版の良さを生かしていたことに由来しています。

彼は1903年9月5日に青森県で生まれました。刀鍛冶職人をしていた父のもので育った彼ですが、幼少期にゴッホの絵と出会ったことがきっかけて芸術の道に進むことを心に決めます。

また、多くの日本画家はその時々に活躍している画家に師事する風習がありますが、彼は誰にも師事することはありませんでした。

誰かに師事してしまうと、その人物以上の作品を作れなくなってしまうという考えを持っていたためです。
こうして彼は独学で学んでいくこととなったのです。

26歳の時には油絵で入選を果たした彼は、川上澄生の「初夏の風」という作品に出会います。これは志功の人生を決める運命的な出会いとなり、彼は版画家になる決意をしました。

版画家としての出世作となったのは1936年に発表された『大和し美し』であり、これ以降彼は民芸運動の人々とかかわりを持って行くこととなりました。

さて、そんな棟方志功の作品には地元青森県のねぶた祭りの影響を受けているものがいくつか存在します。

彼自身が「ねぶた祭が大好きだ」と語っており、それをモチーフにしたり、色遣いの中でねぶた祭りの色合いを盛り込んでいくなどの工夫を施しているのです。

「棟方志功」が手がけた作品たちには1つにつきおよそ10,000円から1,200,000円前後の買取金額がついています。人気の作品には数千万円クラスのものもあります。

「日本のゴッホ」とまで謳われた彼の作品の数々は今もなお人々の心を打ち、多くのファンが存在します。

『棟方志功』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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