【キスリング(モイーズ)】の買取価格、相場と詳細について

「キスリング(モイーズ)」はポーランド人でありながらパリで名声を得た画家です。また、パリ派（エコール・ド・パリ）の中心的存在であり、モンパルナスの帝王とも呼ばれていた人物です。

彼は1891年1月22日にクラクフでユダヤ人として生まれました。地元にある美術学校に通っていく中でユゼフ・パンキエヴィッチに師事しており、特に師が専門としていた印象派についてを深く学びました。

19歳の時に単身パリに出て、本格的に絵の技術を向上させるべく努力を始めました。21歳の時にはピカソなどが住むモルマントルに移り住んでいます。

ここで仲間たち切磋琢磨し、アンデパンダン展やサロン･ドートンヌといった展覧会への出品を行いました。

28歳の時にギャルリー・ドリュエで個展を開くなど、1920年代にはすでに画家としての成功をおさめるようになりました。その頃からパリ派のリーダーとして周囲の面倒を見るようになります。

フランスは自分を育ててくれた土地であるということもあり愛国心を強く持っていました。その証拠に第一次世界大戦、第二次世界大戦ともに自ら志願兵となり、戦地に赴いています。

ソンムの戦いで負傷したこともあり、その愛国心を認められてフランス国籍を得る事となりました。

彼が所属したパリ派の画家たちを見てみると自殺した人物やアルコール中毒となって自ら破滅の道を歩んでいった画家が多くいます。

そんな中でキスリングは若くから成功をおさめ、画家として順風満帆な人生を生涯送りました。これは彼の愛国心や、一生懸命物事に取り組むという姿勢があってのことだったのかもしれません。

「キスリング(モイーズ)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から25,000円前後の買取金額がついています。

『キスリング(モイーズ)』を損せず高額買取してもらう方法とは？

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、２社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。