種類 | 掛軸 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~お宝級 | |
備考 | – |
「花鳥画」とは文字通り、花や鳥を題材とした絵画です。
その歴史のスタートは中国大陸であり、それが日本に伝わって独自の進化を遂げたものになっています。
中国の唐の時代には既に存在していたと言われる花鳥画は遣唐使を通して日本に持ち込まれました。当初は中国における花鳥画を模倣する形で描かれていました
が、やがて日本独自の大和絵の手法も取り入れられるようになりました。
江戸時代に入ってから清時代における花鳥画の巨匠・沈南蘋が日本を訪れてその技術を伝えたことで、日本において花鳥画が大きく発展しました。
当時は8代将軍・徳川吉宗の時代であり、彼は小さい頃から絵を好んでいました。
幕府のお抱え絵師である狩野派からその技術を学んでいましたが、それだけでは物足りず、本場中国の絵師を招いて教えを乞うことにしました。この時に日本にやってきたのが沈南蘋だったのです。
沈南蘋は当時の日本の花鳥画については厳しい評価を下しており、「まるで子供が描いた絵のようだ」と語ったと言われています。
この評価によって当時絵画において力を持っていた狩野派には彼の技術は受け入れられませんでしたが、写実的な花鳥画は狩野派以外の画人たちには広く受け入れられました。
「花鳥画の掛け軸」には1本につきおよそ1,000円から500,000円前後の買取金額がついています。
掛け軸自体が様々な時代で作られており、作者も作品によって異なっています。その関係上その買取金額はピンからキリまでで、品物次第だと言えます。
高額になりやすいのは有名な絵師が描いたもの、なおかつ保存状態が良く汚れやシミがないものなどが挙げられます。いずれにせよ汚れやシミには十分注意して保管しておくと後々の売却時には役に立つでしょう。
『花鳥画』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品鑑定士がいる業者へ売る
掛軸はリサイクルショップでも買取りできます。
ただリサイクルショップには専門の鑑定士はいないので、1点で1,000円など非常に安く買取りされてしまいます。
そうならないためにも、骨董品鑑定士がいるお店に売ることが重要です。
2,高く売るなら2社以上で査定
掛軸の買取価格は、専門の業者でも価格差があります。
ある業者で4万円であっても、別の業者では8万円になることもあります。
買取りが得意やジャンルがあるため、高く売るなら2社以上で査定することがおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。