葛飾応為種類浮世絵
レア度
買取価格非常に高い~お宝級
備考

「葛飾応為(かつしか・おうい)」は葛飾北斎の娘(三女)で、江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。

父である葛飾北斎には2人の息子と3人の娘がいました。そんな環境で育った応為は南沢等明に嫁ぎましたが、針仕事をほとんどしないばかりか夫の描いた絵を父の絵と比べて馬鹿にしてしまったことから離縁を言い渡されてしまいます。

こうして実家に戻った彼女は北斎とともに創作活動をともにしていくこととなりました。一説では彼女は北斎の助手だったとも言われています。

人物像は男兄弟が二人いる環境で育っているためか非常に男勝りであったと言われています。慎みがなく、気の強い性格は後に離婚の原因にもなりました。

また、酒やたばこをたしなんでおり、たばこを北斎の絵の上に落としてしまったというエピソードも残っています。

そんな葛飾応為が得意としたのは「美人画」です。その技術の高さは北斎も認めており、「美人画のうまさでは、娘には勝てない」と言っているほどです。北斎の肉筆美人画の代筆をしていたとも言われています。

「葛飾応為」が手がけた作品には1点につきおよそ数千円から1,000,000円前後の買取金額がついています。

父である北斎が生涯に3万点の作品を残したのに対して彼女の作品は現在10点ほどとその数は非常に少なくなっています。

そのため希少価値は江戸時代の浮世絵師の中でも群を抜いて高いと言えるでしょう。しかし彼女自身が他の浮世絵師のように名前が知られているわけではないのでその買取金額は未知数と言えます。

もし彼女の作品を発見することができれば日本の美術史上、大発見になる可能性もあるので見つけたらぜひ絵画を専門に扱っている業者に持って行ってみましょう。

『葛飾応為』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品買取業者がお得

浮世絵は鑑定が難しいため、専門のお店でなければ正確に査定できません。

もしリサイクルショップへ出してしまうと、どんな品物でも1,000円程度の買取りとなってしまいます。

骨董品専門の買取業者へ出すのが無難です。

2,1社の査定では損をする

あまり知られていませんが、骨董品の査定額は買取業者によって金額が違います。

もし1社でしか査定をしていないと、安く買取りされている可能性があります。

2社目では数万円も高くなることはよくあります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。