赤珊瑚種類珊瑚
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

赤珊瑚(あかさんご)とは、「宝石サンゴ」の中でも、赤色が強く出ているもののことを指します。

珊瑚は元々仏教の世界でも宝物とされていることもあり、世界的にも人気を博してきました。

特に日本では舶来品という扱いだったので、なおさら珍重されてきましたが、江戸時代に土佐近海で見つかり、国産珊瑚漁が始まりました。

もっとも本格化したのは幕府の縛りがなくなった明治期以降で、それ以前は藩命により極秘とされていたようです。

赤珊瑚は、珊瑚の中でももっとも価値が高いものとされ、特に色味が濃密で血のようになっている珊瑚は「血赤珊瑚」と呼ばれています。

日本近海で採れる赤珊瑚は血赤珊瑚となり、地中海で採れる赤珊瑚は赤色が薄めで明るい色になっています。そのため日本産は世界でも高く評価されています。

色味が濃ければ濃いほど価値が出るのが赤珊瑚ですが、文様が入っているかどうかやカットなども評価の対象です。

質の高い赤珊瑚は、加工して宝飾品にするだけでなく、単体として宝石の価値を持っているものが多いですね。

縁起の良いものでもあることから、中古市場でも大変な人気を誇っています。

相場は価値の高いもので5万円から20万円程度の買取価格となっています。

本当に質の高い赤珊瑚になると、数十万円から1,000万円以上の買取価格すら望むことができます。

しかし、珊瑚全般に言えることですが、赤珊瑚はその価値の高さ故乱獲の対象になっており、日本の漁場も海外に荒らされるなどしています。

比較的柔らかいものだけに保存状態が悪くなる点も併せて考えると、状態の良いものは市場に出ることも少なくなっています。

そのため、短期的には値は上がるものの、長期的には資源の枯渇や、皆が珊瑚を知らなくなることでの価値下落などのリスクもありますね。

単価は高いですが少しの違いで大きく値が変わりかねない品でもあり、専門家の鑑定を経て慎重に売却を決断したいものの一つです。

『赤珊瑚』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な買取業者へ申し込む

珊瑚は品物により数万円や十数万円など非常に高額買取りになります。

しかしリサイクルショップの場合は安価な販売をしているため、買取価格も安くなってしまいます。

正しい鑑定には買取実績の豊富な買取業者がおすすめです。

2,1円でも高く売るなら2社以上の査定

珊瑚のような高価な品物は買取業者によって査定額が違います。

A社が8万円だったとしても、B社は15万円、というような価格差も実際にはあるのです。

そのため1円でも高く売るなら2社以上の査定が重要になります。

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