画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「アペル(カレル)」は20世紀にオランダを中心に活躍した画家です。彼は1921年4月25日にアムステルダムで生まれました。

画家になることを夢見て1940年から1943年に王立美術学校で絵画の基礎技術を身に着けました。その修練の成果を見せるべく、1946年には初めての個展を開催しています。

また、新しい表現方法の研究にも熱心で、1940年代後半からは同じ志を持つ前衛的な芸術集団「コブラ」に参加しています。彼はこの集団における中心人物となっていくのです。

1950年代にパリに移住してからはイタリアやアメリカなどで開催される展覧会で好成績を上げ、世界的に有名なアーティストとなりました。

彼の作品は非常に前衛的で、原色を多く用いた抽象画が中心です。

芸術家集団「コブラ」のメンバーはいずれも抽象画を独自の手法で描き出すことに定評がありましたが、カレル・アペルはナイフを用いてキャンパスに絵の具をたたきつけると言った独特の手法を用いることがありました。

さらに、芸術作品の中でも民族芸術や子どもの描いた絵からもヒントを得ています。描線や色合いの組み合わせを重視するよりも、自らの心の奥底から湧き上がってくる情熱をそのまま作品に落とし込むという表現方法をとりました。

そのため、彼の作品には荒々しいイメージを持つことでしょう。

彼はピカソなど他のヨーロッパの画家たちの影響を受け、立体作品や壁画も手掛けることがありました。

中でも1949年に制作したアムステルダム市庁舎のフレスコ画は問題作で、10年間という長期間覆いをかぶせられたままだったというエピソードがあります。

「アペル(カレル)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ5,000円から35,000円前後の買取金額がついています。

『アペル(カレル)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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