画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「岡村倫行(おかむら・ともゆき)」は現在京都教育大学で教授として学生たちに自らの技術を伝えている日本画家です。

彼は1944年(昭和19年)に京都府京都市で生まれました。成長していくにつれて絵に対する情熱を高めていった彼は京都市立日吉ヶ丘高等学校の日本画科を卒業しました。

その後は池田遙邨のもとでさらに厳しい修練を行っています。19歳の若さで日展に初入選を果たし、さらには京都市長賞や日春展で奨励賞を受賞するなど多くの名誉ある賞を獲得しています。

これらの功績をもってしても彼は慢心することなく作品作りに没頭しており、1979年には第11回日展で特選・白寿賞を獲得しました。さらに翌年にも特選に選ばれており、その実力の高さは日本画壇全体の知る所となりました。

1985年からは日展審査員となり、現在では日展の評議員としても活動しています。彼は現代日本画家の大御所となったのです。

さて、岡村倫行の作品を見ていくと「少女」をモチーフにした作品を多く発見する事が出来るでしょう。

これこそが彼の真骨頂であり、魅力を最大限に表現しているものなのです。

『白い花』は題名にもなっている白い花とともに二人の女性を描き出している作品です。

全体的な背景は花を中心として白色で統一されており、清廉な女性像を際立たせています。花の美しさと女性の美しさがマッチしている秀作と言えるでしょう。

もう1つ作品を紹介していきましょう。『万華鏡』は万華鏡を覗き込んだ時に見える模様を背景にして、中心に少女が描かれた作品です。

万華鏡は幻想的な世界を映し出すものであり、その中心に少女を配置することによって少女の幻想的で、神秘的な存在感を強調しているのです。

「岡村倫行」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から90,000円前後の買取金額がついています。

『岡村倫行』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。