画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「下田義寛(しもだ・よしひろ)」は日本画家でありながら、洋画を愛した人物でした。

彼は1940年に富山県で生まれました。25歳の時に東京芸術大学の大学院を修了し、日本美術院院友になりました。

郷倉千靱と岩橋英遠といった大物日本画家に師事し、その画風を自分流にアレンジしていく研究熱心さを持っていました。

その熱心さは決して彼を裏切ることはなく、大学在学中の1963年には院展で初入選を果たしています。

彼の主な活躍の舞台は院展であり、1979年には『風舞』と『風渡る』の2作品で文部大臣賞を獲得しました。さらにその4年後には内閣総理大臣賞を獲得するなど、院展における重要人物としてその名を知られていくこととなりました。

さて、そんな下田義寛ですが、彼の作品には外国の風景をモチーフにした作品が数多く存在していることでも知られています。

日本画家の中でも外遊に行った回数は群を抜いており、その回数は10回を超えていました。

彼の代表作である『モンサンミシェル』ではパリのシンボルであるモンサンミシェルを日本画の世界観で描き出すという意欲作です。

彼が愛していたのは外国の風景だけでなく、洋画も愛していました。特に美しい色遣いには彼自身が大きな感銘を受けたこともあり、彼の作品にも洋画的な色合いを用いているものが存在します。

若いころから外遊をし、その成果をキャンバスに表現し続けてきた彼は後輩たちの育成にも熱心な人物でした。倉敷芸術科学大学で教授を務めており、絵を描く際の心得などを若い世代に受け継いでいるのです。

「下田義寛」が手がけた日本画には1枚につきおよそ6,000円から200,000円前後の買取金額がついています。

『下田義寛』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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