画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「岩橋英遠(イワハシ・エイエン)」は自身の作品『道産子追憶之巻』が教科書に記載されたこともある日本画家の重鎮です。

彼は1903年1月12日に北海道で生まれました。英遠というのは実は本名ですが、読み方は異なっています。本名は「ひでとお」と読みます。

彼は農家の子として生まれたため、子どもの頃から農作業の手伝いをしていました。その合間を縫っては趣味であった絵画を独学で描き続けています。

21歳の時に本格的に日本画の世界で生きていくことを心に決めた彼は上京し、山内多門が主宰する画塾に入門しました。

師がなくなった後は安田靫彦に弟子入りし、さらにその技術に磨きをかけました。

1934年には新しい日本画の可能性を信じて新日本画研究会の結成に尽力し、その中心人物として活躍しました。同年には院展での初入選も果たしています。

その後は院展、帝展と場所を選ばずに出品と入選を繰り返しており、やがて彼は日本画の重鎮と呼ばれるまでになりました。

岩橋英遠の作品の特徴は洋画の手法を取り入れた日本画であるという点が挙げられます。

独自の観察眼を持ち、それを写実的に描き出している点で洋画の影響を伺わせますが、全体像を見た時に不思議と幻想的な雰囲気をまとっているのです。

以上の特徴を最大限に生かす関係上、必然的に彼の作品は風景画が中心となっています。

晩年には文化功労者に選ばれたことに加え、文化勲章を受章しており、当時の日本画壇において最高峰の存在に上り詰めたのです。

「岩橋英遠」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から65,000円前後の買取金額がついています。彼の地元である北海道を中心にファンが数多く存在するため買取金額は高めに設定されています。

『岩橋英遠』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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