種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「上村松園(うえむら・しょうえん)」は女性として初めて文化勲章を受章した日本画家です。
彼女は1875年(明治8年)4月23日に京都で生まれました。12歳の時に京都府画学校に入学したのちには鈴木松年に師事しました。
10代のころからその才能はすでに開花しており、15歳の時に内国勧業博覧会に出品し、なんと一等賞を獲得しています。その時の作品『四季美人図』が当時来日していたヴィクトリア女王の息子が買っていったことでも大きな話題を呼びました。
その後も幸野楳嶺、竹内栖鳳のもとで自らの日本画のさらなる可能性を追求しました。
1902年には後に日本画家となる息子・信太郎(松篁)を出産しました。この時の父親ははじめに彼女の師であった鈴木松年であると言われていますが、彼女自身は多くを語りませんでした。
そんな彼女が最も題材として選んできたのが「理想の女性像」でした。
彼女自身京都の生まれということもあり、舞妓の姿を目にする機会も多く、モチーフとして採用してきました。
男性では描くことのできない、女性ならではの視点が特徴的で、本格的な美人画を次々と生み出していきました。
彼女が生きていた時代はいまだに男尊女卑が残る社会であり、男性画家からの嫉妬も多かったと言われています。時に自らの性別に苦しまされることも多かった彼女ですが、最後まで自らの芯を曲げることなく、画家としての一生を終えました。
「上村松園」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から300万円前後の買取金額がついています。有名作品は数千万円の価値となります。
複製画であっても1万円近い価値があり、肉筆のものであれば10万円以上の価値があるものも数多く存在しています。女性だからこそ表現できた作品はやはり現在でも人気が高いようです。
『上村松園』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。