画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「中島千波」は2012年まで東京藝術大学の美術学部で教授を務めていた日本画家です。

彼は1945年10月21日に長野県で生まれました。彼の父親もまた日本画家として活動した中島清之であり、幼いころから日本画に触れて育ってきました。

日本画が身近にあった彼がその道を志すのも当然と言えることで、千波は東京藝術大学で日本画を専攻しました。

大学在学中にも自ら院展に出品した作品が入選を果たすなど、その名を広めています。卒業後も精力的に数多くの作品を出品しており、特に院展では入選常連となりました。

学生時代の彼の作品の特徴は、それまでの日本画にとらわれない新しいスタイルの日本画を描いています。当時の彼の作品の数々には社会に対する反発や風刺といったものも表現されているのです。

その一方で、彼の作品を語る上で欠かせないのが「風景画」でしょう。

確かなデッサン力が描き出す作品はまるで風景の一部分をそのまま切り取ってきたかのようなリアリティを感じさせます。

特に桜などの花を描くことに関しては現代の画家でも右に出る者はいないほどの技術を持っており、「描かれている桜は本物の桜よりも本物に見える」と言われることから【桜の画家】と呼ばれることもあります。

伝統的な日本画の中に現代人の感覚を取り入れている彼は国内だけでなく海外でも高い評価を得ている日本画家の一人です。パリでも個展を開催したことがあります。

また、日本画家でありながら雑誌の表紙や天井画の製作といった分野にも挑戦しており、その活動範囲の広さにも驚かされます。

「中島千波」が手がけた日本画の買取価格はリトグラフで数万円、真筆で300万円前後がついています。

『中島千波』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。