種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「大藪雅孝」は韓国生まれの日本人洋画家です。
彼は1937年(昭和12年)に京城(現在のソウル市)で生まれました。高校時代までをこの地で過ごし、昭和17年に家族とともに帰国しています。
その後昭和31年に東京芸術大学に合格し、通うようになりました。在学中に行われた第22回新制作協会では既に入選を果たしており、センスの高さを周知されていました。
卒業後は個展やグループ展を中心に活動しており、公募展などへの出品はしなくなっています。あくまでも多くの人に自らの作品を見てほしい、という思いが込められています。
さて、大藪雅孝と言えば「デザイン」の価値を見直した人物として知られています。現在のデザインに対しても警鐘を鳴らしており、「デザインはその時の流行やファッション性で決めるものではない」と述べています。
彼にとってのデザインとは、「社会などの現状を正確に把握したうえで、それをこの先どう良くしていくかという問題提起をしていくもの」だと述べています。彼はこの考えを実践すべく、作品作りに従事しているのです。
総じて彼の作品は重厚な雰囲気を持った作品が多いと言えます。これは彼が考える「デザイン性」の在り方と無関係ではないでしょう。見るものの心にずしりと響くようなそんな重みが、彼の作品にはあるのです。
また、日本国内ではデザインの第一人者であり、母校・東京芸術大学のデザイン科で教鞭をとっています。彼の考え方は次世代に引き継がれていくことでしょう。
「大藪雅孝」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から500,000円前後の買取金額がついています。リトグラフには数千円の価値しかありませんが、肉筆の大型作品であれば10万円以上になる可能性が十分にあります。
『大藪雅孝』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。