種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「佐伯祐三」は画家としての人生の大半をパリで過ごした洋画家です。
彼は1898年4月28日に大阪府で生まれました。19歳の時に東京に上京し、川端画学校に通っています。ここでは藤島武二に師事していました。その後東京芸術大学に進学し、洋画の技術を着実に身に着けていったのです。
東京芸術大学(当時は東京美術学校)には自身の自画像を描くという習わしがあり、当時の彼の自画像が残されています。その際に描かれた作品は印象派の影響を受けた穏やかな画風となっています。
卒業後の1924年から亡くなる1930年までのおよそ6年間、彼はほぼパリに滞在していました。特に1924年にモーリス・ド・ヴラマンクの所を訪れた際のエピソードは有名です。
フランスで野獣派の画家として活躍していたヴラマンクは祐三が持ち込んだ作品を見て「このアカデミックめ!」と大変激怒しました。この経験は後の彼の作風の変化に大きな影響を与えました。
野獣派は自らの内なる感情を大胆な筆致で描くことが特徴的で、そんな野獣派に属するヴラマンクは「画家の心が見えない」当時の祐三の当時の作品に対して激怒したのです。
この体験以来、彼はアカデミーで学んだことだけでなく、自らの個性を求めて修練に努めました。そして彼のたどり着いた個性とは、「パリの街並みを荒々しいタッチで描き出す」というものでした。
日本人の視点から見たパリの街並みを自らの新しい解釈とともに独自のタッチで描き出すことで、彼はついに自分らしさをものにしたのです。
しかしそんな絶頂の時期に彼は病に伏してしまい、そのまま日本に帰らぬまま亡くなってしまいました。
「佐伯祐三」が手がけた洋画には1枚につきおよそ10,000円から1,000万円前後の買取金額がついています。
『佐伯祐三』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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