種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | – |
「ピカソ(パブロ)」は世界で最も有名な画家の一人であり、現代美術における大きな動向の一つであるキュビズムの創始者としても知られる人物です。
彼の作風は時代によって変化しており、大きく分けて5つの段階に分けることができます。
1つ目は彼がまだ若いころに描いた作品に見える作風です。この時期の作品は全体的に青く暗い雰囲気の作品が多くなっています。このような傾向になったのは彼の親友が自殺してしまったからだと言われています。
2つ目はフェルナンド・オリビエと交際していた時代の作風です。この時彼は幸せの絶頂期にあり、そんな彼の状況を表すかのように明るい色合いの作品が多くなっています。総じて装飾性が高いのも特徴です。
3つ目は彼が25歳ごろの作風です。彼独自の作風を模索していった結果、「キュビズム」という手法にたどり着きます。
この手法はあるモチーフをいろいろな角度から見たものを分解して、それらをつぎはぎを合わせるかのように繋げていくという技法です。破壊と創造を繰り返すことによって、写実から遠い新たな世界を生み出したのです。
4つ目は1917年前後から見られる作風です。1917年に彼はローマを訪れ、ルネサンス期の作品に感動しました。それから彼はキュビズムの作風を捨て、古典回帰するかのような作品作りに邁進しました。
5つ目は1925年ごろから見られる作風です。このころになると彼は妻との仲が険悪になってしまい心のよりどころを失いました。こうした心の変化が作品に如実に表れてきたのです。
キュビズムの作風を持っていた時代よりもさらに写実性は薄れ、人物を描いた際にはまるで怪物のような見た目になっています。
作品の買取価格は版画の場合100万円前後となっています。原画の場合は1億円以上です。希少価値の高い版画も億単位になるものがあります。
『ピカソ(パブロ)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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