画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「コクトー(ジャン)」はフランスの芸術家です。画家としてだけでなく、小説家、劇作家、詩人、映画監督、脚本家としても活動した非常に多彩な人物としても知られています。

彼は1889年7月5日にパリ近郊のメゾン=ラフィットで生まれました。美術の成績は良かったものの彼の興味は主に文学に向いており、特に高校時代にはプルーストとともに文学に没頭しました。それが原因か、大学受験には失敗しています。

1915年ごろからモディリアーニをはじめとする画家たちとの交流がスタートしました。その経験もあり、彼は画家として絵を描くことも始めています。

コクトーの姿は多くの画家たちによって描かれています。肖像画が多く残っている人物としても知られており、ジャック=エミール・ブランシュやピカソ、モイズ・キスリングなどが彼の姿をとらえました。

この事実は、彼自身の存在が芸術家たちの創作意欲を引き立てる存在であったことをうかがわせます。

彼は1936年に日本を訪れました。その際には相撲と歌舞伎という日本古来の芸能に触れています。特に相撲については「バランスの芸術である」と評しました。

歌舞伎についても感銘を受けたようで、その時に見た鏡獅子は後に彼が映画監督を務める『美女と野球』におけるメイクに影響を与えたと言われています。

彼がもう一つ、日本で大きな衝撃を受けたのは少女が道端に描いていた円でした。それを見て、正確無比な線描に感動したという記録が残っています。

コクトーは現代でいうマルチ・アーティストとして多彩な才能を見せていたのです。

「コクトー(ジャン)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ数千円から70,000円前後の買取金額がついています。

『コクトー(ジャン)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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