画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~お宝級
備考

「ウェッセルマン(トム)」はニューヨークで起こったポップアートにおける5人の中心人物のうちの一人です。

彼は1931年にアメリカ・オハイオ州のシンシナティで生まれました。ハイスクールに通っていた時にはスポーツや漫画をこよなく愛し、漫画家を志していました。しかしハイスクールを卒業後、地元にあるシンシナティ大学で心理学を学んでいます。

1952年から兵役についていますが、その間には風刺画を描いています。風刺画を通して、絵を描くことの楽しさに目覚めました。

兵役を終えた彼は本格的に絵の勉強をするためにシンシナティ美術アカデミーやニューヨークにあったクーパーユニオンに通いました。

さて、彼の作品に多く見られるのは「裸婦」です。

彼の描き出す裸婦はそれまでに見られた伝統的な裸婦の要素と、新時代の幕開けを創造させるポップアートの要素が混在しています。

特に1961年から発表された『グレート・アメリカン・ヌード』というシリーズは彼の代表作と言われています。

この作品はマティスの洗練された作風やデ・クレールの野性味あふれる作風の影響が色濃く表れています。当時のアメリカ人女性の姿を官能的に、かつポップに描き出している名作と言えるでしょう。

その後は裸婦だけでなくそこに当時の日用品を組み合わせていく『バスタブ・シリーズ』を展開していきます。

これはコラージュの技法を用いた立体作品であり、トイレの便器やタオル、バスタブの浴槽といったものがはっきりと描かれています。

現代的なアメリカの生活ぶりを感じさせる作品に仕上がっているのです。

「ウェッセルマン(トム)」が手がけた洋画には1枚につき10万円から100万円前後の買取金額がついています。

『ウェッセルマン(トム)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。