【イカール(ルイ)】の買取価格、相場と詳細について

「イカール(ルイ)」はアールデコ時代のフランスで活動していた画家です。

彼は1888年9月12日に南フランスにあるトゥールーズ市で生まれました。17歳の頃から絵はがき工房で仕事をしており、この仕事を通じてリトグラフやエッチングといった技術を習得しました。

24歳で自身初となる個展を開催しており、その翌年には作品がアメリカ合衆国に売却されています。

さらには1914年にはベルギーの展覧会で栄誉賞を獲得しました。しかし同年に第一次世界大戦が勃発した影響で絵を描くことがままならない状況に陥ってしまいました。

1918年に戦争が終結したことによって制作活動を再開し、フランス、アメリカなどの国々で個展を開催しました。

1927年にはフランス国内でレジオン・ドヌール５等勲章を受章していることから、国内で彼の実力が高く評価されていたことがうかがえます。

しかし1940年代に入ると再び戦争の時代に突入し、自らの思うままの制作活動が出来なくなってしまいます。そんな状況下にあっても1944年にはドイツ軍侵攻をテーマにした『エクソダス』を制作しました。

さて、彼の作品ですが、女性をテーマに描いた作品が特徴的です。

彼の生きていた時代には2度にわたる世界大戦が起こっており、そんな激動の中に生きた女性を描いているのです。繊細なタッチと豊かな色彩で、その時代の女性を魅力たっぷりに表現しました。

美しさ、艶やかさといった要素だけでなく強かさも持ち合わせた彼の人物画は、戦争の時代を生きる女性たちを鋭い視線で捉えているのです。

「イカール(ルイ)」が手がけた洋画には1枚につき5,000円から150,000円前後の買取金額がついています。

彼は銅版画を中心に手掛けており、洋画と銅版画どちらも高額で買取りしてもらえる可能性があります。

『イカール(ルイ)』を損せず高額買取してもらう方法とは？

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、２社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。