上喜元(じょうきげん)とは、山形県は酒田にある、酒田酒造株式会社にて醸造されている日本酒ブランドです。

終戦直後に五つの蔵元が合併してできた、比較的若い会社と言えますが、その技術力には定評があります。

まだ旧式の等級が残っていたため、一般的には吟醸酒が出回らなかった時代に、既に吟醸酒を造っていたのです。

そのおいしさに惚れ込んだ酒屋さんが働きかけたこともあり市販化、完売を成し遂げ、商業的にも吟醸酒はいけると思わせる一因を作ることにも成功しました。

その後の吟醸酒の流行により脚光を浴びましたが、技術的、商業的にも先駆者的存在と言えるのではと思います。

上喜元ブランドの特徴は、素材選びにももちろんですが、何と言っても技術にこだわっている点です。

難しい吟醸をほとんどの銘柄に施しており、さらにはアルコール添加方法一つ取っても配慮を怠らない丁寧さが光ります。

そうして造られたお酒は、吟醸酒ならではの雑味ないスッキリ感と、昔ながらの日本酒の自然な辛味が楽しめると好評です。

ベタついたところがないお酒であるため食中酒、料理と一緒に味わうのに向いている雰囲気があります。

奇をてらった風味がきかせてあったりはしないものの、だからこそ安定感があり、期待通りの味を楽しむことができます。

また、何ともネーミングが柔らかく景気も良いので、贈答用のお酒としても適しているのではないでしょうか。

吟醸酒が定番として認知された今、さらなる注目が集まるのではと思わせるブランドですね。

買取価格としては、「純米吟醸 山田錦」、「お燗純米酒 山田錦」が500円ほど、1800mlの「純米大吟醸」が1,500円ほどとなっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。