ラフロイグとは、ラフロイグ蒸溜所によって造られているスコッチ・ウイスキーです。日本ではサントリーが販売しています。

元々、ウイスキー造りが盛んなアイラ島で、ある兄弟が流れてきたのがラフロイグの長い歴史の発端となっています。

彼らはイギリスのジャコバン派と呼ばれる活動家であり、蜂起に失敗して名をジョンストンと変え、アイラ島に身を落ち着け、一つの仕事を始めます。

それが牧畜と酒造りでした。生活が苦しく、そして取り締まり役の徴税官も本土とは異なる島で頻繁には来ない状況で、多くの人は酒を密造していました。

ですから、流れ者の兄弟がラフロイグに腰を落ち着け酒を売っても、咎める人はおらず、むしろ大人気となりました。

兄弟はやがて酒造りだけで身を立てようと蒸溜所を造り、その技と心意気は後継へと代々引き継がれていきます。

ラフロイグ・スコッチの最大の特徴は何と言ってもその強烈極まる風味です。スコッチはピートを使って燻しますが、アイラ島のそれはまた独特でした。

海に近いこともあり、海藻や藻類などを含んでいるため匂いが強烈で、しかも扱う麦はパワフルで樽も若くと、ラフロイグではとにかく香味を徹底します。

さらにそれをシングル・モルト方式でじっくりと仕上げるのですから、エネルギー量は尋常なものではありません。

そのためにあまりにもクセの強いウイスキーとなり、苦手という多くの人と同数以上のファンが生まれていったのです。

もっとも酒を造るラフロイグの人々も、そのあたりのことは重々承知でした。

禁酒法時代のアメリカにも、当時のオーナーは何と「このウイスキーは薬用だ」とねじ込んでいったのです。

普通なら冗談にしかならなそうな話が見事に通り、ラフロイグは禁酒法時代にも生き残ることができたのですから、その個性はいよいよ特筆すべきものがあります。

戦後にはその働きぶりで秘密主義のオーナーにも絶対の信頼を受けることとなったベシーが、初の女性オーナー経営者となり、その後の国際化の道筋を立てました。

強烈過ぎる風味の中にも柔らかさや優しさが含まれるラフロイグは、最近ではカクテルの材料にされるなど、今までとは違う形で注目されつつあります。

買取価格の上限は、「ラフロイグ 19年 1992」で8.000円ほど、「ラフロイグ 31年」で500.000円ほどになっております。

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