カリラとは、スコットランドのカリラ蒸溜所で造られているスコッチ・ウイスキーです。「ジョニーウォーカー」のメイン原酒ということでも知られています。

スコットランドの中でも、とりわけ酒造りが盛んなアイラ島で、1846年にカリラ蒸溜所が創業したのが、このお酒の歴史の始まりです。

カリラとはゲール語で「アイラ海峡」といった意味があり、隣の島を眺めるような場所に位置していました。つまり、アイラ島の蒸溜所の中でも海が近かったのですね。

スコットランドの島部で造られるウイスキーは個性派揃いですが、カリラもまた、実に個性的な方法で仕上げられています。何と海水を使っているのです。

ウイスキーは気温的に冷暗保存、つまり冷たくして保存して熟成させるわけですが、海水を使っての循環冷却という、他に類を見ない方法を取り入れているわけです。

お酒に使われる仕込み水は湖からのものですが、海に面しているために海水に近い雰囲気もあり、ピートもまた力がありと、雄大な強さがありますね。

近年になり、大人気銘柄ジョニーウォーカーのメインモルトを担当したこともあってか生産力が増大し、今ではアイラ島でも一番の生産量を誇ります。

しかし、老朽化した施設を取り壊し、改修した中にあっても、伝統的な製法は忘れ去られることなく、個性はしっかりと残されたままです。

シングルモルトとしてリリースを開始したのは、意外にも最近になってのことですが、実力が知られていることもあり、人気は相当高くなっています。

島全体にピートがあり、強烈なピート香という個性があるアイラ・ウイスキーの中では比較的マイルドな仕上がりのため、日本でも評判は良いようです。

伝統は相当積み重ねていつつも、独自ブランドとしてはまだまだ若い銘柄ですので、今後も新味ある勢いが期待できますね。

買取価格の上限は、スタンダード・モデルである「12年」が2.400円ほど、リリースから数十年が経過している古酒としての「15年」が74.000円ほどになっております。

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