竹鶴とは、ニッカウヰスキーが造り、アサヒビールが販売しているブレンデッド・ウイスキーの銘柄です。
通常多くのウイスキーでは、モルトとグレーンを混合してブレンドさせるところですが、完全にモルトのみという点が特徴です。
このウイスキーが発売されたのは2000年のこと、ブラックニッカの新銘柄である「クリアブレンド」のヒットを受け、さらなる製品開発をしようとなったのが発端です。
しかし、ピートの匂いを消したクリアブレンドと同じことをするのではなく、ブレンデッドの飲みやすさとピュアモルトの迫力を備えたものを造ろうとしていました。
そこでブレンドはするものの、あくまでシングルモルトの原酒だけを対象にした混合を行う、ピュアモルト・ブレンデッドの形式を取ったのがこの竹鶴です。
もちろん、原料が同じで性質が似通うお酒を混ぜ合わせて長所を伸ばし短所を伸ばすのは至難の業ですが、ブレンダーたちはその要求に応じました。
また値段に関しても同じピュアモルトの「山崎」に比べてかなり格安に抑えるなど、コスト的にもギリギリを突き詰めました。
こうして生まれたウイスキーは「竹鶴」と名付けられました。日本ウイスキーの父と呼ばれた竹鶴氏のことであり、確かに彼の造酒精神が活きていました。
新機軸かつ極めて質が高いこともあり、発売されるや人気を博しました。
しかし営業マンたちは名付けのもととなった竹鶴氏のことを宣伝する戦略を取りました。
銘柄の名を上げるのみならず、NHK連続テレビ小説「マッサン」への筋道を立てたと言ってもいいですね。
その妙味は原酒の良さもさることながら、ブレンドの秀逸さにあると言えます。個性をより良く出すために「年代」ごとに仕上がりを変える手法は、他にはないものです。
豊かであるもののきつくない香味と、製法からもモルトの風味が前面に出されていく飲み口。にも関わらずのバランスの良さは、まさしくプレミアムワイン。
国際的な評価も極めて高く、フォーマルな場にもふさわしい逸品と言えるでしょう。
買取価格の上限は、「ピュアモルト 25年 43度 700ml」で110,000円ほど、「竹鶴 35年 ピュアモルト」ですと350,000円になります。
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