庭のうぐいすは、福岡県の合名会社山口酒造場が醸造している日本酒です。元々は商家でしたが江戸後期より酒造りを本業とし、現代に至っています。

筑後川が近くを流れ、温暖な気候のもと米造り、酒造りに励むことができる福岡は、日本酒の名産でもあるのですが、その中でこのお酒も育てられてきました。

庭のうぐいすは当地有馬藩の御用酒となり、名実ともに地元一番の評価を得て、以来長らく活躍を続けます。

そして、アルコール度数などでお酒を等級で分ける「旧区分」が終わりに近付いた1986年、大改革に乗り出すことになります。

最高級品種として名高い山田錦を造酒に全面的に用いるべく動き始めたのです。しかも、信頼した人に任せるのではなく、自ら米造りも始めたのでした。

これは、まだ契約農家システムさえ成り立ちにくかった当時とすれば、かなりの挑戦であり、一筋縄ではいくものではありませんでした。

平成三年の大水害などの危機に見舞われることもありましたが、それでも頑張り続けて、今の味を作っているのが「庭のうぐいす」というわけです。

極上の米と水、そして造り手の思いが重なっていますから、もちろん中身は素晴らしいですが、ひときわ目を引くのがラベルですね。

どの銘柄にも本当に美しいうぐいすの姿が描かれ、それだけで縁起物として成り立ちそうなインパクトがあります。

現在の当主の発案が形になったものとされていますが、日本酒の将来を築くような瑞々しさにあふれていますね。

味わいとしても、さほど辛くなくすうっと入ってきて味わえると評判が高く、野菜から本格料理まで、様々なものと合うようですね。

ジャンルを選ばない相性と、洗練されたデザインという現代感覚を伝統が支えるお酒で、今後さらに人気となりそうな雰囲気があります。

買取価格の上限は、「純米吟醸」が1,000円ほど、「純米吟醸 はなびえ」が1,100円ほどになっております。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

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例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

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